脱炭素支援プログラム
2025-05-08 15:22:16
地域金融機関向け脱炭素移行計画策定プログラムの公募開始
地域金融機関向け脱炭素社会実現に向けたプログラム
EY新日本有限責任監査法人が、環境省の支援のもと、2025年5月8日から地域金融機関を対象にした移行計画策定支援プログラムの公募を開始します。このプログラムは、気候変動に対する取り組みを強化し、地域社会全体の脱炭素化を目指しています。
1. プログラムの背景と目的
パリ協定の採択以降、世界の脱炭素化が急速に進む中、金融機関の役割がますます重要視されています。気候関連の情報開示の動向が進む中で、特に地域金融機関は、地域の取引先との連携を通じて脱炭素化を推進する必要があります。しかし、移行計画の策定やそれに基づく戦略的取り組みを進める金融機関は限られているのが実情です。
本プログラムは、このような背景の中で地域金融機関が移行計画を立案しやすくするための支援を目指しています。サステナブルな価値創造を続けるため、プログラムでは具体的なモデルケースの提供や、実践的なアドバイスを行い、地域コミュニティの脱炭素化に寄与することを目指します。
2. 支援対象金融機関の募集期間
公募の開催期間は2025年5月8日から6月6日までです。地域金融機関もしくはその持株会社が対象で、移行計画の策定に意欲のある機関を歓迎します。持株会社からの応募も可能ですが、その際は傘下の金融機関を1行選定する必要があります。
3. プログラムの内容
プログラムは、事前説明会の開催や、気候変動やサステナビリティの動向を学ぶ勉強会、FE(ファイナンスド・エミッション)分析を用いた移行計画策定のための支援面談を行います。また、各参加機関の課題共有や意見交換を目的とした報告会も準備されています。
4. 公募説明会の開催
本プログラムに関する公募説明会は、2025年5月20日11時からオンラインで開催されます。参加は任意ですが、プログラム内容や応募方法を詳しく知りたい方にとって良い機会です。オンラインでの参加が可能で、参加者は事前にMicrosoft Teamsを通じて入室できます。
5. 申し込み方法
応募を希望する金融機関は、必要書類を環境省のサイトからダウンロードし、記入後指定の電子メールアドレスに送付してください。これにより、公募の検討を進めることができます。
まとめ
このプログラムは、地域金融機関が持続可能な未来に向けての第一歩を踏み出すための大きな機会となります。環境への配慮を強化し、地域社会に貢献するために、是非とも応募を検討してみてください。