YEデジタルの新たな一歩
株式会社YEデジタル(本社:福岡県北九州市)は、倉庫自動化を専門とするWES(Warehouse Execution System)「MMLogiStation」を強化し、SAPのExtended Warehouse Management(EWM)との連携オプションを今年7月に発表しました。この新機能により、SAP EWMを利用する企業は、在庫の管理から出荷まで、一貫してトレーサビリティを確保できるようになります。
SAP EWMとは?
SAP EWMは、広く大企業やグローバル企業で採用されているSAP社のERP(統合基幹業務システム)内の倉庫管理モジュールで、特に製造業、物流、小売業など、さまざまな業界での利用が進んでいます。このシステムは、SAP S/4HANAとの密接な連携により、倉庫内の作業を効率的に管理し、製造プロセスや輸送管理とのスムーズな同期を実現します。
WESとSAP EWMの連携強化
新たにリリースされた「MMLogiStation」のSAP EWM連携オプションでは、荷役単位(HU: Handling Unit)およびシリアル番号に基づく個々の製品の管理を可能にします。これにより、出荷時の各製品のトレーサビリティが保証されるため、企業はより透明性のある物流を実現できます。また、WMSとの連携も可能であり、さまざまなシステムに対応する柔軟性も持ち合わせています。
持続可能な物流の実現に向けて
現在、物流市場では労働力不足が問題視されていますが、YEデジタルは「持続可能な物流」の実現を目指しています。MMLogiStationは、自動化およびデータ管理の促進を支援し、サプライチェーン全体の効率性を向上させるために設計されています。これにより、物品がスムーズに流れ、環境への配慮を伴った物流が実現されることを目指しています。
未来に向けたYEデジタルの展望
YEデジタルは、今後も「持続可能な物流」の未来をお客様とともに考え、実現に向けた努力を続けます。新しい技術の導入だけでなく、社会的なニーズに応じたサービスの拡充に注力することで、さらなる成長を目指しています。
最後に、YEデジタルが提供するサービスや製品の詳細は、
公式ホームページや、
特設ページで確認できます。いち早く革新の波に乗るために、ぜひご覧ください。