島の文化を守る!八丈島復興支援企画のご紹介
2025年10月、八丈島は史上稀な連続台風の直撃を受け、その影響は島全体に広がりました。特に蔵元である八丈興発は、焼酎製造に深刻な影響を受け、生活用水が確保されるまでに約一ヶ月の断水が続くことに。これにより、焼酎の仕込、蒸留、瓶洗いの作業が全く行えない日が続いています。原水供給のために水の利用が優先される中、通常の仕込みに戻るには相当な時間がかかりそうです。伝統文化として受け継がれてきた焼酎の消失は、八丈島の人々にとっても大きな痛手です。このような厳しい状況下で、私たちは八丈興発が発信する「情け嶋」を通じて支援の手を差し伸べる必要があるという想いを抱えて、このプロジェクトを始めました。
豊洲市場直送の美味しさ
私たち、テラケンは八丈島の焼酎文化を未来へ「繋ぐ」ことが日本の食文化を守る鍵だと考えています。そこで、八丈島特有の麦焼酎「情け嶋」と、地元の名物料理である「島寿司」を組み合わせた特別メニューを提供することにしました。このメニューは、八丈島の魅力を再認識してもらうことを意識して企画されています。
期間限定「復興応援メニュー」
今回登場する「八丈島セット」は、麦焼酎「情け嶋」と八丈島名物の「島寿司」を組み合わせた特別なセットです。焼酎は、ロックや水割り、湯割り、ソーダ割り、ストレートで楽しむことができます。飲み方のバリエーションはお客様のお好みに応じて自由に選べます。
「情け嶋」を飲みながら、八丈島直送の新鮮な魚を使った「島寿司」を楽しむことで、八丈文化を体験することができるのです。このメニューが、お客様の「美味しい」という笑顔を引き出し、一杯の「情け嶋」が八丈島への希望の明かりとなればと願っています。
八丈島の「情け」に込められた想い
焼酎「情け嶋」という名前の由来は、八丈島に伝わる民謡「八丈しょめ節」から来ています。この歌には、「沖で見たときゃ鬼島とみたが 来てみりゃ 八丈は情け嶋」という一節があり、遠目には厳しい印象を持たれる八丈島ですが、実際には人情深く温かい心意気が満ちています。私たちテラケンは、今回の企画を通じて、その精神を伝え、次世代に受け継がれることを心から願っています。
さくら水産での飲食が八丈島に繋がる
運営する各店舗「さくら水産」「魚がイチバン」などでは、期間限定で八丈島セットを提供します。このセットを注文するごとに、直接的な支援となり、八丈島の復興へとつながります。私たちは、飲食を通して訪れたお客様が、少しでも八丈島の文化を感じ、支援してくださることを期待しています。
八丈島の人々の温かい「情け」をもって、皆様の訪問を心からお待ちしています。