アビスパ福岡が民間企業と手を組んで防災と応援を一新
アビスパ福岡が、地域密着型の取り組みを一層強化するため、
『TAKE ACTION Month!』というイベントを開催します。このイベントでは、アビスパ福岡と消火栓標識株式会社、消防標識株式会社とのコラボレーションによる新しい消火栓標識のデザインが披露される予定です。これにより、地域防災意識の向上とスポーツサポートの相乗効果を図ります。
新しい試みの幕開け
今回の取り組みは、Jリーグのアビスパ福岡にとって初めての試みです。消火栓標識株式会社と消防標識株式会社は共に、今後のスポーツチームとの連携を進める中で、特に地域防災の重要性を再確認し、協力体制を強化していくことを目指しています。2024年には全国各地のプロスポーツチームとの連携が本格化し、地域の防災意識をさらに高める施策が推進されます。
消火栓標識の役割とは
消火栓標識は、火災の際に迅速に水を供給できる地下の消火栓の位置を示すもので、火災時の救助活動を効率的に行うために重要な役割を果たします。しかし、東京都内では未利用率が約80%にも達し、実際にはその活用が進んでいない状況です。それを受けて、今回のコラボ企画は地域の企業とプロスポーツが結びつくことで、新たな意識を生むことが期待されています。
イベントの詳細について
『TAKE ACTION Month!』は、アビスパ福岡が「社会の様々な課題に対して行動を起こす」ことを目的とした体験型のイベントです。昨年は「TAKE ACTION Week!」として行われましたが、今年はさらに規模を拡大し、地域の人々が自らの意識と行動を見直す機会を提供します。
イベントは、10月4日(土)の
2025明治安田J1リーグ第33節横浜FC戦に合わせて行われ、OB戦や様々な体験プログラムが予定されています。特に「アビスパデザイン消火栓標識」のお披露目は、多くの注目を集めることでしょう。サッカーを通じて地域住民の防災に対する意識を高め、企業の広告スペースが地域にどのように貢献できるかを示す良い機会となります。
参加予定のプログラムには、
「ホームタウンクリーン大作戦2025」や
「救命救急AED講習」、
「ブラインドサッカー体験会」などがあり、地域の安全と福祉に貢献する活動が展開されます。このようなプロジェクトは、地域住民全体が防災に関心を持ち、日常の意識を変えるきっかけ作りとなるでしょう。
地域とスポーツの新しいリンク
消火栓標識株式会社は、今後もスポーツを通じて地域防災に興味を持つ企業との連携を進め、「消火栓標識パートナーシップ制度」を創設することによって、全国の地域に根ざしたプロスポーツチームとの協力を望んでいます。このイベントは、その第一歩として大いに意義あるものとなるでしょう。地域防災とスポーツが手を組むことで、より安全な社会の実現を目指す姿勢には、多くの人々からの共感と支持が期待されます。
次の休日には、ぜひアビスパ福岡の活動に参加して、地域防災に対する意識を高めてみてはいかがでしょうか。