ケムリ研究室新作公演『サボテンの微笑み』の詳細
期待も高まるケラリーノ・サンドロヴィッチと緒川たまきの演劇ユニット、ケムリ研究室が新たな作品を発表しました。2026年3月から4月にかけて、東京のシアタートラムで上演されるその名も『サボテンの微笑み』。新作のビジュアルがまもなく公開され、この作品の背後にあるストーリーがどのようなものになるのか、観客の期待をさらに掻き立てています。
この公演は、日本が大正・昭和初期の時代に設定され、兄弟が住む家を訪れる人々の生活を描いた作品です。これまでの作品では常に異なるテイストの物語を展開してきたケムリ研究室ですが、今作は、生活者たちの小さな夢や感情に焦点を当て、彼らの日常に潜む喜びや悲しみを優しく描き出すことを意図しています。
ケムリ研究室とは
ケムリ研究室は、2020年に発足した演劇ユニットで、主宰のケラリーノ・サンドロヴィッチと緒川たまきが手掛けています。これまでに、コメディから不条理劇、ディストピアの冒険譚に至るまで、多岐にわたる作品を創り上げてきました。彼らの作品は、観客に深い感情的な体験を提供してきたことで、居場所のない状況に焦点を当てる力強いメッセージを持っています。
演劇のテーマと設定
『サボテンの微笑み』は、登場人物たちの心の内面に迫る物語で、彼らの夢や希望、悲しみを日本語の美しい言葉で織りなります。特に、大正から昭和初期の日本語には、生活の温もりや夢の豊かさが詰まっており、これがどう作品に溶け込んでいるのかも非常に楽しみです。作品に込められた数多の思いは、日常の中での小さな奇跡として観客の心を打つことでしょう。
注目のキャスト
公演には、主宰の緒川たまきをはじめ、20周年を迎えた実力派俳優の瀬戸康史、瀬戸さおり、そして多彩なサポートキャストが揃い踏みします。新鮮な演技力を融合させ、この少数精鋭のキャストがどのようにこの物語を体現していくのか、興味深いところです。
公演スケジュールとチケット情報
この東京公演は2026年3月29日から4月19日まで全25公演予定で、地方公演も兵庫、豊橋、北九州、新潟で行われます。チケットは2026年2月14日より一般販売が開始され、U-25割引や中高生割引もご用意されているなど、多くの方に楽しんでいただける環境が整っています。また、観劇時に25歳以下の方には特別料金が適用されるため、若い世代にも優しい内容となっています。
最後に
ケムリ研究室が届ける新作『サボテンの微笑み』は、少数精鋭のキャストによる会話劇であり、人々の心の奥深くに触れる作品です。実力派の演者たちとともに織りなすこの物語に、ぜひご期待ください。このページの最下部には、さらなる公演情報が掲載されていますので、詳細を確認してみてください。
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