高校生CEOの挑戦
2025-09-22 19:35:04

高校生起業家が導く英語プレゼンSNS「FIP Talks」の新しい挑戦

高校生起業家が導く英語プレゼンSNS「FIP Talks」の新しい挑戦



東京都大田区に本社を置くArtivation株式会社は、高校生の中田涼介が創業したスタートアップ企業であり、独自の英語プレゼンSNS「FIP Talks」を展開しています。このプラットフォームは、世界中の中高生が英語でプレゼンテーションを行い、それを共有できる安全な環境を提供しています。最近、栃木県宇都宮市にある星の杜中学校・高等学校での授業を通じて、このSNSの実際の活用方法を体験する機会がありました。

授業の内容と実施日


9月12日と19日の両日、星の杜中学校・高等学校にて「FIP Talks」を利用した英語プレゼンテーションの授業が実施されました。対象となったのは高校2年生33名で、授業時間は各日2時間、合計で4時間に及びました。この授業では、AIを活用して英語原稿を作成し、スライドをテンプレートから作成するという一連の流れを体験しました。

参加者の成果


授業内で作成されたプレゼン動画は合計13本に上り、授業が終わった後も生徒たちの継続的な投稿が期待されています。特に注目すべきは、授業前の英語を話す自信が3.9から5.0に上昇した点です。これにより、生徒たちは英語での発信に対する自信を深めることができました。

アプリケーション評価と生徒の声


生徒から得られたフィードバックによれば、アプリケーションの総合満足度は6.13/10という結果でした。特にスライド作成の簡易さや、原稿作成へのAIのサポートが評価されました。「自分の好きなことを発信することは緊張するが、とても楽しい」といったコメントもあり、AIの活用が生徒たちのプレゼンにもたらした影響を物語っています。

教員や校長の感想


授業を行った教員の西村吉史氏は、「生徒たちが新しい挑戦に対する不安を感じつつも、楽しんで作業していた様子が印象的でした」と述べています。また、校長の小野田一樹氏は、「FIP Talksはグローバルな交流を促進する要素が含まれており、今後の発展に期待がかかる」と語りました。

今後の展望


中田涼介CEOは、授業後のフィードバックをもとに「FIP Talks」の大規模リニューアルを計画しています。特に、UI/UXの改善や片仮名入力における使いやすさを優先テーマとして掲げており、国内外の提携校を拡大することで生徒たちの視野を広げることを目指しています。

FIP Talksの特徴


「FIP Talks」は、安全性を重視しているため、提携校の関係者だけがコンテンツを閲覧できる仕組みになっています。AIによるサポートがあることで、生徒は英語プレゼンのハードルを低く感じ、安心して発信することができます。これからも多くの学校で「FIP Talks」の導入が進むことが期待されています。

まとめ


FIP Talksは、英語を学ぶ中高生に新たな学びの機会を提供するSNSとして、多くの可能性を秘めています。生徒たちが言語に対する自信を深め、そして自分の意見を世界に発信する力を育む場となるでしょう。今後のアップデートが期待されるこのプロジェクトから目が離せません。


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