Liquid社が新たなICチップ読取機能を発表
株式会社Liquidは、東京都中央区に本社を置く企業で、オンライン本人確認サービス「LIQUID eKYC」に新しい機能を追加しました。2026年6月から導入される新形式の在留カード(第二世代在留カード・特定在留カード)およびそれに伴う特別永住者証明書のICチップから、情報を直接読み取ることができるようになります。この新機能は、これまでの券面を撮影しOCR(文字認識)に頼っていた方式に代わり、ICチップを活用することで、より正確でスムーズなオンライン本人確認が可能になります。
新形式の在留カードは、券面デザインやICチップの技術が従来から変更されているため、金融機関や携帯電話契約などのシーンで、事業者は新旧両方のカードに対応する必要があります。この新機能を利用することにより、オンライン本人確認は飛躍的に進化します。
新機能の詳細
LiquidのeKYCサービスでは、ICチップから読み取ることで、生年月日、国籍、在留資格、在留期間、そして有効期限といった重要な情報をテキストデータとして直接取得できます。この機能により、入力作業の負担が軽減し、確認精度の向上により、さらに正確な本人確認が実現します。
特に、特定在留カードや特定特別永住者証明書においては、マイナンバーカードと一体化しているため、OCRを介さずに氏名や住所を高精度で取得することが可能です。これにより、手入力や目視による誤りを防ぎ、申請プロセスの効率を向上させます。
機能の活用シーン
この新機能は、特に以下のようなシーンでの活用が期待されます:
1.
金融業界:新形式の在留カードを持つ外国籍の申請者の本人確認をスムーズに行うことができます。
2.
人材採用:在留資格や就労制限の精確な確認が求められる場合に、ICチップから直接データを取得することで、審査の正確性を向上。
3.
顧客対応:特に氏名や住所の確認が重要な業務においても、自動的に情報を取得でき、入力作業の手間を削減することができます。
今後の展開
Liquidでは、このICチップ読取機能を2026年9月頃に「ICおまかせパック」として提供予定です。このパックは、ユーザーのスマホの種類に応じて最適なIC読み取りチャネルを案内する機能も搭載しており、利便性と正確性を兼ね備えたサービスの提供を目指しています。
LIQUID eKYCは、これまでに累計1.5億件を超える本人確認を行っており、700社以上の導入実績を誇っています。独自のAI技術や生体認証、OCRを活用したこのサービスは、今後もオンラインでの本人確認の重要性が増す中で、多くの場面で利用されることでしょう。Liquid社は、個々のニーズに応じた本人確認の仕組みを提供し、より安心安全な社会づくりに貢献していきます。