三菱オートリースが新たなレンタカー子会社「MALレンタカー」を設立!
三菱オートリース、新たなレンタカー子会社設立
三菱オートリース株式会社は、2025年8月1日付けで新たなレンタカー事業運営子会社「MALレンタカー株式会社」を設立することを発表しました。国内の自動車リース業界において、新たな時代の幕開けを告げるこの動きは、整備事業者との連携を強化し、顧客へのサービス向上を目指しています。
設立の背景とその目的
この新設子会社は、2007年に旧日立キャピタルオートリースと協働し、整備商工(協同)組合との連携を強化してきた流れを受けています。整備事業者が所有する車両をはじめ、仕入れた新車や中古車をレンタカーとして利用できる独自のスキームを運営しており、これにより新たな収益を生み出していました。つまり、整備事業者にとっては、車両貸渡を通じて経営の安定化に寄与する役割を果たしていたのです。
今後は、MALレンタカーとしての独立した運営を通じて、整備事業者様への利便性をさらに高めることを目指します。具体的には、運営システムの改善や市場のニーズに対応したサービスの提供に注力し、収益の最大化を図る狙いです。
MALレンタカー株式会社の概要
新たに設立されるMALレンタカー株式会社の所在地は、東京都港区芝五丁目33番11号田町タワーとされています。代表者には、神谷知宏氏が名を連ね、資本金は設立時に10百万円を予定しています。株主は三菱オートリースが100%を保有し、信頼性の高い経営が期待されています。
この会社は、2026年1月5日から本格的な事業を開始する予定で、整備事業者のニーズに応じたフレキシブルなサービスの提供が見込まれます。
三菱オートリース株式会社のビジョン
三菱オートリースは、単なる自動車リースに留まらず、総合的なモビリティソリューションを展開しています。特に、EV(電気自動車)やその他の電動車を用いた脱炭素政策へのサポートを強化しています。これらの取り組みは、カーボンニュートラル社会の構築に寄与し、持続可能な未来を実現するための重要な要素です。
企業としては、社会的な責任を持ちつつ、革新的なモビリティサービスの提供を進めています。新たなレンタカーサービスのスタートアップは、整備事業者だけでなく、一般のお客様にとっても新しい選択肢を提供することになるでしょう。
MALレンタカー株式会社を通じて、三菱オートリースがどのように業界をリードし、顧客満足度を向上させていくのかに今後も注目です。