一夜限りの『7ORDER THE LIVE』レポート
2025年11月7日、東京・LINE CUBE SHIBUYAにて行われた『7ORDER THE LIVE』の模様をお伝えします。この公演では、彼らの新曲「エール」がアンコールで初披露されるとともに、2026年の全国ツアー開催が発表されました。
6月より5人で本格的な活動を開始した7ORDER。彼らの特別な夜は、メンバー萩谷慧悟の29回目の誕生日に重なりました。開演前、萩谷は影ナレーションを担当し「一夜限りのライブ」との強調と共に観客に盛り上がるよう呼びかけます。その瞬間、会場は熱気に包まれました。
開幕の曲は勢いある「MONSTER」。冒頭では豪快なダンスを披露し、歌詞の中で安井謙太郎が「ぶちかましていきましょう!」と叫ぶと、会場は更にヒートアップ。その後、「Edge」と「Growing up」をノンストップで演奏し、5人のエネルギーが炸裂しました。
次に安井が「楽しんでいるかい?」と観客に問いかけます。誕生日を祝うのが恥ずかしいと笑いながら話す萩谷を“ぶっ壊す”との言葉で、会場のボルテージは最高潮。続けて、観客一体となって踊る「SUMMER 様様」と、安井がCEOを務めるL&L’sの社歌とも言われる「Love u Lucky me」を演奏しました。
5人体制になって初めての曲「いつか」は、諸星翔希によるサックスの柔らかい音色から始まり、次にバラード「もしも」が流れ、会場は優しい空気に包まれました。続くメドレーでは、「Monday morning」「Can You?」「Cafe latte」へと進み、成長した7ORDERの魅力が浮き彫りになりました。
「TOKYO TRIP」「原宿SCREAM」では渋谷という立地にぴったりな楽曲を披露。観客を魅了するシンクロしたダンスパフォーマンスが印象的です。「&Y」ではダンスからバンドスタイルに再変化。彼らならではの多様な楽しみ方を感じさせる瞬間でした。
MCでは、最近参加した「MOUSE PEACE FES. 2025」の裏話で盛り上がりつつ、心温まるフジファブリックの「GOOD FELLOWS」をカバーし、会場にリラックスした空気が漂います。
その後、萩谷による力強いドラムプレイから始まるセクションでは、メンバー全員がダンスブレイクを披露し、会場はさらに熱狂しました。「Who I Am」と「Get Gold」を力強い演奏で終えると、パフォーマンスはクライマックスに達しました。
最終曲では、安井が観客に向け「毎日を生き抜く大変さ」を語り、彼らの音楽が支えになることを誓う「LIFE」を歌いました。この日の全てのパフォーマンスを受け止めた観客たちは、盛大なアンコールを促しました。
アンコールでは、萩谷が作詞したばかりの「エール」を披露。彼は「未完成だけど、すぐに届けたかった」と語り、歌を通じてファンとの思い出を共有しました。さらに、萩谷への誕生日サプライズや、2026年の全国ツアーの発表に会場からは嬉しい歓声が上がりました。締めくくりの「Sabãoflower - 2025」では、彼らの今を象徴するアレンジで、特別な夜にふさわしい演出となりました。
ライブは大成功に終わり、新たな始まりを予感させる一夜となりました。彼らの新曲「エール」は、各音楽配信プラットフォームで近日中にリリース予定ですので、ぜひチェックしてみてください!
セットリスト
1. MONSTER
2. Edge
3. Growing up
4. SUMMER 様様
5. Love u Lucky me
6. いつか
7. もしも
8. メドレー (Monday morning / Can You? / Cafe latte)
9. TOKYO TRIP
10. 原宿SCREAM
11. &Y
12. GOOD FELLOWS
13. Who I Am
14. Get Gold
15. LIFE
EN1. エール
EN2. Sabãoflower 2025
メンバーそれぞれの個性を大切にしつつ、一体感をもって進化を続ける7ORDERの今後の活動に期待が高まります。