インクルーシブ授賞式
2025-12-04 12:39:14

自分の力で舞台に立つ。インクルーシブ授賞式の新たな挑戦

だれもが立てる舞台、インクルーシブな授賞式



2025年12月2日、「Public of The Year 2025」授賞式が開催されます。本イベントのプロデュースを手がけるのは、総合イベントプロデュースグループの「株式会社グローバルプロデュース」です。これまでの授賞式では、段差や物理的なバリアが存在し、すべての出席者が自由に舞台に立つことが難しい状況でした。しかし、グローバルプロデュースはこの課題に立ち向かい、車椅子利用者でも自走できる「スロープランウェイ」を設計しました。この新たな試みは、バリアフリー法の基準を上回る配慮を行っているため、すべての受賞者が自力で登壇できる環境を提供します。

スロープランウェイの設計



スロープランウェイは、車椅子利用者が自分の力で舞台の中央に立つことを可能にするために設計されました。従来の建築基準法が定める勾配基準(1/8)に対して、今回の設計ではより緩やかなバリアフリー法の基準(1/15、約3.8度)を採用し、受賞者が安全に登壇できるよう工夫されています。このように、誰もが輝き、自分らしく生きることを尊重した舞台づくりが行われています。

社会に対する新たなメッセージ



「Public of The Year」は、1人の行動が社会を動かすというメッセージを掲げています。受賞者は、誰もが「できる」と感じられるような環境を整えることを目指しています。主催者であるPR TIMESは、「1人の行動が社会をつなげ、新しい不可能を可能にする」というビジョンを述べています。この授賞式もまた、インクルーシブな社会を体現する場として重視されており、物理的なバリアフリーだけでなく、すべての受賞者の尊厳を大切にした設計が求められています。

グローバルプロデュースの思い



この舞台設計に関するコメントとして、グローバルプロデュースのCMO、宮永 麻代氏は「受賞者が主役として輝く特別な場であり、その輝きが障害によって損なわれてはならないと考えた」と語っています。受賞者が自分の力で舞台に立つ権利を守るための設計が行われており、今後もこのような価値を提供することが企業の使命であると述べています。

まとめ



今回の「Public of The Year 2025」授賞式は、ただのイベントに留まらず、社会全体に対するメッセージを発信する重要な機会です。インクルーシブな舞台設計がもたらす影響は、これからの社会において重要な役割を果たすと期待されています。私たち一人ひとりが、自分の力で社会に貢献することの大切さを感じ、行動を起こすきっかけとなることを願います。


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