オープンが提供開始した自治体向け「DX体感パック」の全貌

DX体感パックのご紹介

オープングループ株式会社の傘下、オープン株式会社は、自治体職員のデジタルスキル向上を狙いとした新しいプログラム「DX体感パック」を発表しました。少子高齢化や新型コロナウイルスの影響で、地方自治体においてもデジタル化の必要性が高まっています。こうした背景の中で、オープンは自治体向けに短期間でRPA（ロボティック・プロセス・オートメーション）やAI-OCR（光学式文字認識）の操作を学ぶ機会を提供します。

DX体感パックの背景

日本各地の自治体では、労働人口の減少やデジタル化のニーズが急激に高まっています。しかし、技術の導入には多くの課題があるため、多くの自治体が対応に苦慮しています。そこで、オープンは、特にLGWAN環境を考慮した形で、AI-OCRとRPAの導入を効果的に支援するプログラムを設計しました。自治体の職員が業務に取り組む中で、デジタル技術を利用する力を養うことを目的としています。

DX体感パックの内容

「DX体感パック」は以下の3つのステップで進行します。

1. 座学: AI-OCRとRPAに関する基礎知識を学びます。この部分では、ツールの機能や適用方法、注意点について詳しく理解します。

2. 実習・ワーク: 参加者はLGWAN環境でのデモ業務を通じて、実際に手書きの申請書の情報を入力する作業に取り組みます。AI-OCRとRPAを使った場合と手作業での違いを体感し、その後、デジタル技術を活用した問題解決について意見を交換します。

3. Web診断: 受講者はDX適性を診断するコンテンツを受けることができます。診断結果をもとに、今後のデジタル化に向けた振り返りやアクションプランを構築します。

受講方法はオンライン研修または対面研修から選択可能で、各自治体のニーズに応じて柔軟に対応できるのも特徴です。

DX体感パックが目指すもの

「DX体感パック」を通じて、オープンは自治体業務のデジタル化を促進し、業務の効率化や標準化を実現することを目指しています。その結果、自治体職員の負担が軽減され、住民へのサービス向上にもつながると考えています。

全国各地の自治体業務のDX化を支援してきた実績を活かし、知見や成功事例を共有しながら、人に優しいデジタル化を進めていきます。

利用可能な関連サービス

BizRobo! mini（ガバメントライセンス）

「BizRobo! mini」は、LGWAN環境でのRPAのスモールスタートを可能にする製品で、セキュリティの問題をクリアにしつつ業務を自動化します。

BizRobo! OCR（ガバメント）

AI-OCRサービス「BizRobo! OCR」は、インターネット接続が不要で、LGWAN環境で作業が完結します。特別なアプリのインストールも不要で、セキュリティ面でも安心です。

DX適性診断（DXpassサービス内）

「DXpass」内の「DX適性診断」を使用し、職員のデジタルスキルを可視化することで、自治体のデジタル化推進を支えるサポートを提供しています。

詳しい情報や料金プランについては公式ウェブサイトで確認できます。オープン株式会社は、地道に自治体業務のDX化を支援し、未来のデジタル社会の実現に取り組んでいます。

オープン株式会社公式サイト