革新の舞台プロジェクト
2025-06-11 12:18:55

渋谷慶一郎とサー・ウェイン・マクレガーの新作舞台プロジェクト始動

渋谷慶一郎とサー・ウェイン・マクレガー、革新的な舞台作品を共同制作へ



音楽家の渋谷慶一郎が代表を務める「アタック・トーキョー株式会社(ATAK)」が、英国ロイヤル・バレエ団の常任振付師サー・ウェイン・マクレガーと国際共同制作プロジェクトを開始することを発表しました。このプロジェクトでは、2027年に世界初演を迎える予定の新作舞台が制作されます。

概要とコンセプト


本作品は、渋谷慶一郎による作曲に、Sir Wayne McGregorの演出・振付が加わり、音楽、ダンス、舞台美術、AI・テクノロジーといった多様な要素が融合した総合芸術作品として仕上がります。さらに、名高い日本の建築家妹島和世も舞台美術に参加し、視覚的な側面でも作品に新たな層を加えることが期待されています。

このプロジェクトの中心となるのが、ダンスカンパニー「カンパニー・ウェイン・マクレガー」のダンサーたちに加え、渋谷慶一郎が制作するアンドロイド「アンドロイド・マリア」の参加です。アンドロイド・マリアは、AIを搭載しており、従来の舞台表現を超える新しい形のアートとして注目を集めています。

初コラボパフォーマンスの実施


先日、大阪で行われた渋谷とカンパニー・ウェイン・マクレガーのダンサー5名との初コラボレーションパフォーマンスは、今後の創作活動に向けて重要な意義を持つイベントとなりました。このパフォーマンスを通じて、舞台の新たな可能性が広がり、今後の創作に向けたインスピレーションが得られたそうです。

文化芸術活動基盤強化基金を活用した支援


このプロジェクトは、文化庁の「文化芸術活動基盤強化基金」の助成を受けて実施されており、若手アーティストやクリエイターの参加を積極的に促進する意向が示されています。渋谷慶一郎は、「AI以降の時代では、若手クリエイターの方が優れた視点や表現を持っていることがある」と述べ、世代を超えたコラボレーションの重要性を強調しました。

世界に向けて進化する舞台


この新作舞台は、ジャンルや国境を超えた革新的な試みとして、コンテンポラリーパフォーマンスの未来を切り開くことを目指しています。また、2026年には欧州公演に関する詳細な発表がある予定で、国際的な舞台における注目度も高まっています。渋谷は「Studio Wayne McGregorとともに新作を創作できるのは本当に嬉しい」と語り、作品の完成に向けた期待を寄せています。

まとめ


このプロジェクトは、現代アートの形を問い直し、未来のパフォーマンスの在り方を探求するものとして、大きな期待が寄せられています。佐々木と妹島によるコラボレーションが、どのような新しい表現を引き出すのか、今後の進展に注目が集まります。2027年の世界初演に向け、鋭意制作が進む舞台に期待が寄せられることでしょう。


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