DHC川崎ロジスティクスセンターでのMMLogiStation稼働
2026年8月5日、DHC川崎ロジスティクスセンターにおいて、株式会社YEデジタルが提供する倉庫自動化システム「MMLogiStation」の本格稼働が始まりました。このシステムは、柔軟性と拡張性に優れた新しい物流オペレーションを実現し、多品種を扱う同センターの効率的な運用を後押しします。
DHCの物流業務に革命をもたらす
DHCは化粧品や健康食品、アパレルなど幅広い製品を取り扱っており、川崎ロジスティクスセンターはその重要な物流拠点です。これまで、2023年には自動倉庫システム「AutoStore」を導入。さらに、6種類の新たな自動化設備を追加することで、物流業務の効率化を目指しました。
新たに導入された自動化設備は、自動仕分け機3台、自動ラベリング装置2台、および自動梱包機1台です。しかし、従来の設備は、各ベンダーが個別にWMSとの接続仕様を定義していたため、設備追加時にはWMS側でカスタマイズが必要でした。この過程で DHCが懸念したのは、今後の設備追加に伴うWMS(倉庫管理システム)の肥大化です。
WES導入の決断
そのため、DHCはWMSと倉庫現場のマテリアルハンドリングを分離し、WES(倉庫実行システム)導入を検討しました。最終的に、YEデジタルの「MMLogiStation」が選ばれた理由は、その豊富な導入実績とシステムの柔軟性にあります。
YデジタルのWESは、すでに大手EC企業や製造物流、3PL事業者などでの運用実績があり、多様な自動化設備との連携が可能です。これにより、今後の設備追加やレイアウト変更にも柔軟に対応できるため、システム改修の負担が軽減されます。
DHCの声
DHCのロジスティクスユニット長、長谷川俊一氏は「今回のプロジェクトでは、多様な自動化設備を導入しましたが、各設備の個別性能ではなく、全体としてのパフォーマンスを重視しました」とコメント。また、「YEデジタルのWESが、物流センターの司令塔として機能し、現場状況に応じた最適な運用を実現しています。この取り組みは、弊社が目指す『必要な商品を、必要なタイミングで、間違いなくお客様へお届けする物流』の実現に向けた重要な一歩です」と述べました。さらに、DHCのPurposeである『しあわせを、ふつうに。』を物流面から支えるための基盤として、今後も進化を続けていくとの決意を示しました。
まとめ
YEデジタルの「MMLogiStation」による倉庫自動化は、DHCの物流業務の質と生産性を向上させる大きな力を提供します。今後も、さまざまな自動化設備との連携を強化し、業界全体のデジタル変革を進めていく姿勢は、企業活動の効率化を求める多くの企業にとっても期待が持てることでしょう。これからの運用に注目です。