企業の理念を自分の成長に結びつける方法を考えるセミナー
2025年5月14日、東京都丸の内にて株式会社イマジナによる「経営・ブランディングセミナー」が開催されました。関野吉記社長が理想とする企業理念の浸透や組織ブランディングについて話すこのセミナーでは、2900社以上への支援経験を元に、企業内での理念の「自分事化」という課題に焦点が当てられました。
若手社員のキャリアと成長意識の現状
近年、若手社員の中で自分のキャリアや成長を「他人事」として捉えてしまう傾向が強まっています。調査によると、彼らは「やりたいことが見えない」や「キャリアに対する不安感がつきまとう」という声が多く見受けられます。このような状況は、個々の成長意欲を削ぐだけでなく、企業全体の競争力低下を引き起こす恐れもあるのです。
理念浸透の最大の壁
企業が持続的に成長していくためには、経営理念やビジョンが社員一人ひとりに深く浸透することが不可欠です。しかし、理念自体が存在していても、「自分事」として捉えられないことが理念浸透の大きな障害となっているのが現状です。ビジョンの背景や本質が不十分に伝わると、社員は自らの業務と理念をつなげることができず、結果的に積極的な行動をとることができません。
自分事化を促進する組織づくり
本セミナーでは、関野社長が2,900社以上の実績を生かして、「どうやって組織活動や理念を自分事化させるか」というテーマに関して、多くの成功事例や実践的アプローチを紹介しました。参加者は、「理念を各自の言葉に翻訳することで日常業務とつなげることの重要性に気づいた」との感想や、「管理職としての自身の関わり方を見直したい」との声も寄せられました。
講演後のフィードバック
セミナー後のアンケートでは、「具体例を挙げてどう自分事化を進めるか」という質問や、「親会社の理念が現場に伝わっていない」といった課題が多く報告されました。特に、大企業のグループ会社では、親会社の理念が現場に十分に浸透せず、現場社員が自主的な行動を起こせていないことが明らかになりました。
今後の展望
株式会社イマジナは、理念の浸透と組織ブランディングに関する実践知をさらに発信し続ける姿勢を持ち、企業と個人双方の成長を支援していく方針です。これからも、あらゆる企業が自らの理念を社員に理解され、実行される場を作り出すためのサポートを行っていくことでしょう。
会社情報
株式会社イマジナは、2,900社以上のブランディング支援の実績を持つ、理念浸透や人材育成に特化したコンサルティング会社です。企業が持続的に成長するためのインナーブランディングをリードする存在として、社員への向き合い方を重視しています。
【お問い合わせ先】
担当:青江 美波
TEL:03-3511-5525
FAX:03-3511-8228
MAIL:info@imajina.com
* 【HP】
イマジナ公式サイト