令和6年度バンタン卒業式が開催
2025年3月5日、東京にて株式会社バンタンの東京校で行われた令和6年度卒業式は、参加した約1,300名の卒業生にとって特別な日となりました。この卒業式は、バンタンデザイン研究所、バンタンゲームアカデミー、レコールバンタン、ヴィーナスアカデミー、KADOKAWAドワンゴ情報工科学院、バンタンクリエイターアカデミーの6つのスクールによる合同のものでした。
特別ゲスト、登坂絵莉氏からのメッセージ
この日の特別ゲストとして登壇したのは、リオデジャネイロオリンピック女子レスリング金メダリストの登坂絵莉氏。彼女は、自身の経験を基に、「徹底した準備と挑戦が、自分の価値を確立する」という重要なメッセージを卒業生へ贈りました。登坂氏が強調したのは、厳しい環境の中でこそ、自分の力を発揮するための普段の努力の重要性です。
彼女は「人は追い込まれている中で、急に頑張ろうとしても、いつも以上の力を発揮することはできません」と話し、どんな状況下でも日々の積み重ねが自分を支える土台であると説明しました。発表の中で、挫折を感じた時には過去の自分に戻るのではなく、常に進化を続けることの重要性を強調しました。
変わりゆく時代に合わせた成長
「誤魔化しのきかない自分を作ることが重要です」と述べた登坂氏。彼女は、現代の技術の発展に伴い、人間らしさや独自性が求められる時代となっている中で、AIの進化に依存するのではなく、自分自身のスキルを高め続ける姿勢が大切であると伝えました。
最後に、登坂氏は「良い時も悪い時も、変化を恐れずに挑戦し続ける」ことが、AI時代において自分の価値を確立し、生き残るための力になると結論づけました。彼女の言葉は、若いクリエイターたちに影響を与え、これからの道を進む彼らを鼓舞するものでした。
バンタンについて
バンタンは1965年に設立され、「世界で一番、社会に近いスクールを創る」というビジョンのもとで、現役のクリエイターによる実践的な教育を提供しています。ファッション、ゲーム、映像、エンターテインメントなど、広範な分野での専門的な授業を展開し、21万人以上の卒業生を輩出しています。単に知識を学ぶだけでなく、実践を通じて即戦力として活躍できる人材を育成することを重視しています。
卒業式のプログラム
卒業式は、開式の辞から始まり、バンタン及び講師の祝辞、卒業証書と皆勤賞の授与、在校生の送辞、特別ゲストの登壇、卒業生代表の答辞、メモリアル映像の上映、閉式の辞と、大変充実した内容でした。卒業生たちは新たな一歩を踏み出す準備を整え、期待に胸を膨らませていました。
卒業式映像はこちらでご覧いただけます。
この特別な日を経て、これからもバンタンの卒業生がそれぞれの道で活躍する姿を期待しています。