エンタメ業界を変革するGroobee、新機能で転売対策と来店促進

Groobeeが新機能を追加

エンターテインメント業界特化型ECサイト構築支援サービス「Groobee」（グルービー）は、さまざまな新機能をリリースし、業界のトレンドに対応しています。最近のアップデートにより追加された機能には、ユーザー単位での購入制限、ファンクラブ会員限定商品の販売、そしてイベント来場者向け限定EC機能が含まれています。これにより、商品買い占めや転売といった問題への解決を図るとともに、ファンとのエンゲージメント強化を目指しています。

エンタメEC市場の背景

エンターテインメント市場は近年急速に拡大しており、アーティストやアニメの限定グッズがECサイトで販売される機会が増えています。しかし、その一方で一部のユーザーによる買い占めや高額転売が現れ、「本当に商品を欲しがるファンが入手できない」という問題が深刻化しています。この現象はファンの満足度を低下させるだけでなく、アーティストやIPホルダーの意図しない形での市場流通を引き起こし、ブランド価値を損なう危険性も内包しています。

新機能の詳細

1. ユーザー単位での購入制限機能

従来の注文単位ではなく、ユーザー単位での購入制限が可能となりました。これにより、同一ユーザーが複数回決済することを制限でき、買い占めを未然に防げる環境が整いました。対象商品に購入上限数を設定するだけで、簡単に利用できるため、事業者様にとって負担が少ないのも特徴です。

2. FC会員限定商品機能

ファンクラブ会員に認証されたユーザーのみが購入できる商品を販売できる機能も新たに追加されました。この機能では、一般ユーザー向けにFC会員限定商品を公開し、会員入会を促す仕組みを構築しています。購入制限機能と併用することで、過度な商品の流通を抑制できます。

3. イベント来場者向けEC機能

イベント会場などで参加者専用のEC販売を実施できる機能が新たに加わりました。スマートフォンのNFC技術を活用することで、イベント参加者が限定グッズをスムーズに購入できる仕組みです。購入制限機能やFC会員限定商品機能と連携させることで、現地限定グッズの買い占めを防ぎ、真に商品を求めるファンに届けることが可能になります。

Groobeeの全体像

「Groobee」は、アーティストやアニメ、キャラクターに特化したECサイトの構築をサポートするプラットフォームです。その特長は初期費用0円から始められる手軽さにあります。クリエイティブ作成から顧客サポート、物流まで包括的に支援し、単独でのECサイト構築はもちろん、モール型ECサイトの展開も可能です。また、BEENOSの越境購入サポートサービス「Buyee」と連携することで、世界中のファンに日本のエンターテインメントを提供することがつながります。