舘鼻則孝展の魅力
2025-02-25 11:04:14

舘鼻則孝の日本古典を再考する展覧会が西武渋谷店で開催中

舘鼻則孝 展 ―Rethinking Ancient Japanese Icons



2025年2月18日(火)から3月17日(月)の期間、東京都渋谷区に位置する西武渋谷店にて、注目のアーティスト、舘鼻則孝の個展が開催されます。本展は「Rethinking Ancient Japanese Icons」というテーマのもと、舘鼻の代表作を含む36点の作品が展示されます。会場はB館8階の特設会場を中心に、A館5階やB館3階など、穴場的なスポットでも行われるため、訪れる楽しみが増します。

展示される作品について



舘鼻則孝が手掛けた《Heel-less Shoes》や彫刻、絵画作品が展覧会の目玉となっています。《Heel-less Shoes》は、江戸時代の花魁が履く高下駄を模した作品で、2010年の東京藝術大学卒業制作展で初めて公開されました。この靴は、アメリカの歌手レディー・ガガによって人気を博し、彼女のシューメイカーとして約2年間で25足以上を手掛けたことでも知られています。

さらに、展示作品の中には《Descending Painting》や《Floating World》など、舘鼻の独自の視点で表現された作品も含まれており、これらは伝統文化との結び付きを意識した造形が特徴です。《Descending Painting》は、仏教の「来迎図」から着想を得た象徴的なモチーフを使用し、さまざまな文化的アイコンを新たな視点で再構築しています。

特別展示と関連イベント



また、昨年末より「そごう・西武」と舘鼻がコラボレーションした「ココロおどる春へ。SPRING POWER 2025」というキャンペーンも展開中。お正月、春節、バレンタインデーなどのシーズナルイベントに向けたビジュアルが全国の店舗で見られます。これにより、展覧会が開催される期間中に訪れる人々は、様々な文化や季節感を体感することができるでしょう。

作家のプロフィール



舘鼻則孝(たてはなのりたか)は1985年に東京で生まれ、鎌倉で育ちました。シュタイナー教育に基づく影響を受け、物作りに目覚め、東京藝術大学を卒業後、さまざまな文化に基づいた作品を発表しています。特に、江戸時代の伝統文化から現代文化への橋渡しを意識した作品群は、国内外で高く評価されています。彼の作品は、メトロポリタン美術館やヴィクトリア & アルバート博物館などに収蔵されていることでも知られ、グローバルなアーティストとしての地位を確立しています。

会場情報



本展は、西武渋谷店の各所で行われるため、訪れた際にはその独特な雰囲気を味わうことができます。展示の詳細や開催情報は、公式サイトにて確認できるので、興味がある方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

詳細はこちら

この展覧会は、伝統を現代的な視点で再考し、新たな価値を見出すチャンスです。ぜひこの機会に舘鼻則孝の独特な世界観に触れてみてください。


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