岡山子ども未来ミュージカル「ハロルド!」
日本カバヤ・オハヨーホールディングスが主催する、岡山子ども未来ミュージカル「ハロルド!」が再び帰ってきます。第7回目となる公演は、2025年の8月12日(火)および13日(水)に、大阪・関西万博のEXPOホールで行われます。
このミュージカルは、2017年にスタートし、毎年地域の子どもたちに舞台経験を提供するプロジェクトです。今年のオーディションでは、岡山県出身または在住の小学3年生から高校3年生までの子どもたちの中から、61名のキャストと12名のスタッフが選ばれました。更に、その運営を支える大人のサポートメンバー5名も加わり、合計78名が公演に参加することが決定です。
子どもキャストの紹介
子どもキャストでは、ヒロイン「みのり」を演じるのは藤井愛永(ふじいまな)さんで、中学2年生。彼女はこの役に非常にやりがいを感じており、「この物語を通じて感じた命のつながりや友達との絆を、多くの人々に届けたい」とコメントしています。彼女の情熱は、自身の小さな身体とは裏腹に大きなものがあります。
また、「ハロルド」役には、重本知代子(しげもとちよこ)さんが選ばれました。高校3年生の彼女は、過去に「みのり」役を演じた経験をもとに、より深いメッセージを観客に届けることを目指しています。「違いを認め合い、誰もが自分らしく輝ける未来を、この舞台を通じて感じてもらえたら嬉しい」と強い意気込みを語っています。
稽古のスタート
稽古は5月24日から始まり、8月には大阪での公演に向けて本格的に進められます。参加者たちは、プロの俳優やスタッフと共に練習を重ね、舞台の完成を目指します。このプロジェクトでは、仲間とのつながりや、何かを成し遂げる喜び、自然との深い関わりを学ぶ良い機会にもなります。
公演の詳細
「ハロルド!」の物語は、子どもたちが人型ロボットAIと関わることで、多くの発見をしていく成長の物語です。チケットは現在、先行抽選が始まっており、詳細は公式サイトで確認可能です。
最後に
「ハロルド!」は、地域の子どもたちが舞台を通じて成長できる機会を提供するという目的を持っています。そして、この経験を通じて、彼らが未来に羽ばたくための力を得ることを願っています。本公演を通じて、岡山から新しい才能が生まれることに期待が高まります。ぜひ、劇場でその目撃をお楽しみください。