水産加工品の魅力を広げる『UOYA』プロジェクト
2023年9月5日、株式会社パソナ農援隊が新たに始めたプロジェクト『UOYA』(うおや)が注目を浴びています。このプロジェクトは、東日本大震災の影響を受けた水産加工業者39社と連携し、その製品の新たな価値を発見し、広めることを目的としています。
震災からの復興に向けた新たな挑戦
被災地の水産加工業は震災後の復興に向けて努力を重ねてきましたが、販路確保や商品の魅力を最大限に引き出す支援が求められています。『UOYA』では、そのノウハウを活かし、東北の水産業が抱える課題への解決策を提供することで、持続的な地域経済の発展に寄与しようとしています。
パソナ農援隊はこれまで農業の分野での経験を活かし、生産者の育成や販路の拡大を支援してきました。このプロジェクトにおいても、農業で培ったブランディングやマーケティング手法を水産加工品に応用しています。
新商品開発と販路拡大の支援
『UOYA』プロジェクトでは、以下の几日を通じて新しい商品開発やリブランディングの支援を行います。
- - 百貨店での催事開催:関西および首都圏でのイベントに参加し、多くの消費者に直接商品を届ける機会を設けます。
- - ECサイトとの連携:送料無料キャンペーンを実施し、より多くのお客様にアクセシブルなショッピング体験を提供します。
- - 作り手のストーリー発信:WEBやSNSを通じて、それぞれの製品に込められた思いや背景を消費者に伝えます。
これらの取り組みによって、新たな顧客との接点を作り上げ、販売拡大に貢献することを目指しています。
参加事業者のご紹介
- - おびすや(福島県):震災後に復活を遂げた佃煮の製造を行い、地域のおばあちゃんの味を大切にしたいという想いが詰まった商品。
- - ヤマウチ(宮城県):地元の漁師たちとの協力により、高品質のムール貝を使った新商品を開発中。
- - ヤマキイチ商店(岩手県):三陸の幸を活かした加工品のギフト受注を目指し、地域の漁師からの誇りを消費者にお届けしています。
- - サラヤ保﨑商店(千葉県):勝浦で水揚げされた新鮮なお魚を、急速冷凍して全国にお届けします。
未来への遠大なビジョン
『UOYA』は「魚と食卓の関係をリデザインする」というコンセプトを掲げ、日々の食卓に届く食材が多くの人々の思いを乗せていることを伝えようとしています。このプロジェクトを通じて、新たな価値を発見し、持続可能な地域経済の構築に寄与することを目指します。
今後も詳細な情報を公式ウェブサイトやSNSを通じて発信していく予定です。お楽しみに!
お問い合わせ先
このプロジェクトが実現することで、被災地の魅力を全国へ、さらには世界へと届ける架け橋となることを期待しています。