日立、株式譲渡決定
2026-01-21 17:04:32

日立が三菱日立ホームエレベーターからの株式譲渡を決定

日立が三菱日立ホームエレベーターの全株式を譲渡



日立製作所は、三菱電機ビルソリューションズとの合弁会社「三菱日立ホームエレベーター株式会社」に関して、全株式を同社に譲渡することを発表しました。この株式譲渡により、日立は2027年3月期の第1四半期中に新たな経営方針のもと、エレベーター事業における経営資源を集中させる計画です。

新経営計画「Inspire 2027」に基づく改革



日立の新経営計画「Inspire 2027」では、キャッシュフローの強化や資本配分の最適化、ポートフォリオの改革を進め、グループ全体で「真のOne Hitachi」の実現を目指しています。この中で、エレベーター事業においては、標準型エレベーター「アーバンエース HFシリーズ」やオーダー型エレベーターに注力します。さらに、日立グループのAIやデジタル技術を活用し、建物内でのスムーズな移動を実現し、付加価値の向上に取り組む方針です。

HMAX for Buildings : BuilMiraiの導入



具体的には、エレベーターの稼働データや30年以上の点検記録を活用し、次世代のソリューション「HMAX for Buildings : BuilMirai」を展開していきます。このソリューションは、先進的なAI技術を用いて、メンテナンス品質の向上やオペレーションの効率化を実現します。こうした技術革新により、日立は顧客に更なる価値を提供することを目指しています。

経営資源の集中による更なる進化



日立は合弁会社である三菱日立ホームエレベーターの譲渡を通じて、エレベーター事業を強化し、真正面からエレベーターの基礎機能の向上に努めます。これによって、顧客のニーズに合った製品やサービスを提供し、業界の先駆者としての地位をさらに確立しようとしています。

引き続き日立が責任を負う



譲渡後も、日立および日立ビルシステムがこれまでに納入したホームエレベーターについては、契約が満了するまでの間、引き続き日立ビルシステムが責任を持って対応します。これにより顧客の信頼を損なうことなく、スムーズな移行が行われることが期待されます。

日立のビジョンと今後の展望



日立のCIセクターでは、プロダクトのインストールベースから得られるデータを活用し、産業向け次世代ソリューション「HMAX Industry」を展開することに注力しています。これにより、成長産業への水平展開が加速され、フロントラインワーカーの仕事環境がさらに革新されることでしょう。

日立は、環境や経済成長、幸福が調和した社会を実現するため、ITやプロダクトを駆使してさまざまな分野での貢献を続けていきます。彼らの取り組みがどのようにエレベーター業界を変革し、顧客に新たな価値を提供するのか、今後も目が離せません。

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