ミラボと沖縄県小児保健協会の連携の背景
2025年5月20日、株式会社ミラボと公益社団法人沖縄県小児保健協会は、乳幼児健診におけるデジタル問診票推進事業に関する連携協定を結びました。この協定は、沖縄県小児保健協会が掲げる「すべてのこどもに活きる力と夢見る心を」という理念に基づき、沖縄県に住む子どもたちの健やかな成長をサポートすることを目的としています。
ミラボは東京都千代田区に本社を置く企業で、自治体向けにさまざまなサービスを提供しています。特に、沖縄県小児保健協会が抱える乳幼児健診の質向上に寄与するため、同社が開発したデジタル問診票サービス「mila-e 健診」を活用します。このシステムは、乳幼児健診に関連するデータを迅速に管理し、自治体間での情報共有をスムーズにするものです。
記念式の詳細
連携協定締結を記念して、2025年7月18日(金)に沖縄小児保健センターで記念式典が行われます。式典は12:30から始まり、12:15から受付が行われます。式には公益社団法人沖縄県小児保健協会の会長である宮城雅也氏と、ミラボの代表取締役である谷川一也氏が登壇します。
式典のプログラムは、協定の概要説明や記念写真の撮影、両者からの挨拶などが含まれています。また、会場では「mila-e 健診」についての紹介も行われる予定です。協定の締結によって、沖縄県における母子保健情報がより一層活用しやすくなることを期待しています。
参加希望メディアへの案内
この記念式に参加を希望されるメディアの方々は、事前に申し込みを行う必要があります。参加者には、連携協定締結後に行われる乳幼児健康診査実績報告会や市町村母子保健担当者研修会にも参加できる機会が提供されるため、ぜひ合わせてご参加ください。
デジタル問診票サービス「mila-e 健診」とは
「mila-e 健診」は、沖縄県内の医療機関や自治体、保護者が連携できるよう設計された乳幼児健診のデジタル問診票サービスです。このサービスを使用することで、個別の健診や集団健診においても、記録を一貫して管理できます。また、事前の問診票がデジタル化されることで、各関係者の負担軽減にも寄与します。
このデジタルベースでの情報管理により、感染症対策や時間の短縮も実現可能です。自治体は、健診データの収集・分析を手軽に行えるようになり、地域の母子保健施策の質を向上させることが期待されます。
ミラボについて
ミラボは、2013年に設立された企業で、主に電子申請サービスや母子保健、福祉、医療、教育に関係するデジタルトランスフォーメーション(DX)サービスを展開しています。これまで約400の自治体に対してDX支援を行い、社会に貢献することを目指しています。
沖縄県小児保健協会は、1973年に設立され、今では50年の歴史を誇ります。地域の子どもたちの健全な育成をサポートするため、様々な小児保健事業を展開しており、デジタル化の進展にも注力しています。
連携協定を通じて、両団体はより高い質の乳幼児健診体制を構築し、沖縄の未来を担う子どもたちになくてはならないサービスを提供することを目指しています。今回の協定締結は沖縄県における母子保健分野での重要な一歩となるでしょう。