株式会社ジャパン・セキュリティシステムがPELCOのディストリビューターに
2025年5月、株式会社ジャパン・セキュリティシステムがモトローラ・ソリューションズ(MSI社)との販売契約を締結し、防犯カメラブランドPELCO製品の日本国内におけるディストリビューターとしての役割を担うことが決まりました。これは、日本国内におけるセキュリティ技術の進化を象徴する重要なステップです。
ジャパン・セキュリティシステムの背景
本社を東京都港区に置くジャパン・セキュリティシステムは、20年以上にわたり監視・防犯カメラシステムの開発、製造、販売を行ってきた実績を持ちます。信頼性の高いセキュリティソリューションを提供しており、特に最近では日本市場における販売体制の強化とサポート体制の充実に注力しています。
今回の契約により、米国のトップブランドであるPELCO製品が日本国内に広がり、高品質な映像監視ソリューションを提供することが期待されています。
PELCOの歴史と技術力
PELCOは1957年にカリフォルニア州フレズノで設立され、以来、映像監視システムのリーディングブランドとして成長してきました。特に世界初のPTZ(パン/チルト/ズーム)カメラの発明等、革新的な技術を数多く生み出しています。現在、PELCO製品は世界130カ国以上で導入され、その信頼性は国際的に認められています。
2020年からはモトローラ・ソリューションズの傘下に入ることによって、生産の増加と品質向上が進められ、より一層の信頼性が確保されています。
モトローラ・ソリューションズの役割
モトローラ・ソリューションズは、米国シカゴに本社を構える公共安全と企業向けの通信及びセキュリティソリューションのリーダー企業です。2011年にモトローラ社から分社し以来、警察、消防、救急、政府機関など、新たな社会インフラの実現に貢献してきました。
現在、同社は100カ国以上に事業拠点を持ち、高い信頼性のある通信用システムや映像セキュリティを提供しています。特に日本市場においては、ジャパン・セキュリティシステムを通じて、先進的な技術の普及が期待されています。
まとめ
今回のディストリビューター就任によって、ジャパン・セキュリティシステムはPELCO製品の普及を目指し、チャネルパートナーに対する技術支援や販促活動を強化するとのこと。セキュリティの新たな時代が幕を開ける中、高品質の映像監視ソリューションが日本でも広く利用されることを願っています。社会の安全を守るため、これからの発展に目が離せません。