神戸・浜松市が共同で受賞した防災技術
2026年1月に指定された「防災・減災×サステナブル大賞2026」で、株式会社ゼネテックとMetCom株式会社が浜松市とともに奨励賞を受賞しました。この受賞は、一般社団法人減災サステナブル技術協会によって主催されるもので、災害に対する持続可能な技術の貢献を称賛されています。
受賞の背景と評価される取り組み
今回の受賞は、浜松市が実施した実証実験プロジェクトの成果を反映しています。特に、屋内や高層建物内でGPSのみに依存することなく、消防隊員の位置を高精度に把握できる新たな技術「Pinnacle」が使われました。この技術により、消防隊員は自らの位置を確認しつつ、指令本部は複数の隊員の位置を同時に把握することを可能にしました。これによって、迅速な現場指揮と部隊指導に寄与したのです。
減災サステナブル技術協会の審査員からは、以下のような高評価が寄せられました。「GPSの弱点を補う独自の『垂直測位技術』を加えた正確な位置情報サービスの実証は、先駆けの技術と評価しました。」このコメントからも、新たな技術が持つ価値の大きさが伺えます。
開発と役割
当社、株式会社ゼネテックは、このプロジェクトにおいて重要な役割を果たしました。具体的には、以下の三つの主要部分を開発しました。
1.
Pinnacle組み込みアプリ
- MetComの「Pinnacle」を活用し、隊員が手元で位置を確認できるアプリを開発。
2.
管理者ビューワー
- 指揮本部がリモートで隊員の位置情報を管理できるウェブブラウザ版の管理者ビューアーを制作。
3.
PLATEAU 3D都市モデルの活用
- 3D都市モデルの「PLATEAU」に基づき、平面では表現できない立体的な位置の把握を実現しました。
これらの取り組みは、消防・公共安全の現場における有効性を高め、隊員の安全確保を促進しました。
今後の展開
今後、得られた知見を活かし、全国の消防・公共安全分野への導入を進める予定です。この実証結果を基に、より広範な地域での活用が期待され、他の自治体への普及も目指しています。
ぜひ、このような先進的な取り組みが今後も続くことに大いに期待したいところです。消防隊員の安全と市民に安心をもたらす技術の進展は、今後の防災の在り方を変えるでしょう。これからも注目していきたい分野です。