LandIssuesの再生事業が本格始動!
不動産の新しい再生事業として、LandIssues株式会社が日本全国の不動産を引き取り、活用するプロジェクトを進めています。特に、2025年8月には山梨県北杜市に『秘密基地計画 空(くう)』のオープンを予定しており、これは再生事業の第一弾となります。この計画は、地域社会のために眠っている不動産を再生し、新たな価値を見出す取り組みです。
不動産の課題
日本では売れない土地や建物が増えており、特に相続した不動産を「持ちたくない」と感じる人々が増加しています。不動産には、固定資産税や税負担が付きまとい、無駄な費用がかかることも。実際に、親世代は子どもたちに負担を残したくないという思いから、放置された資産が増えてきました。このニーズに応える形で、LandIssuesは不動産の引き取りを行っています。
毎年1,000件以上の相談を受けており、2023年6月の時点で1,200筆以上の土地を引き取っています。引き取り対象としては、かつて利用されていた農地や林地の休耕地、開発されなかった別荘地、空き家になった実家などが挙げられます。
再生事業の理念
『秘密基地計画 空(くう)』は、単に不動産を引き取るのではなく、それを如何にして再活用するかに重きを置いています。LandIssuesの理念は「引き取った土地は再活用してこそ意味がある」というもので、そうした不動産が本来の役目を果たすことを目指しています。不動産は、人に使ってもらうことで初めて価値を生むものであり、これに基づいたプロジェクトが展開されています。
具体的には、マインドフルネスのためのプライベートユーススペースやビジネス会議の場として利用できるように設計されています。また、宿泊だけでなく、イベントや個展の開催も可能なレンタルスペースとして活用されることを目指す、非常に多用途な施設です。
空(くう)の設計と体験
『空(くう)』という名称には、大空や空っぽになることの両方の意味が込められています。自然との調和を意識した設計は、一見使い道がなさそうな不動産に新たな命を吹き込みます。木の温もりを感じる施設や、贅沢さよりも本質を追求した設計が特徴です。
さまざまなアウトドア体験ができるこの施設では、焚き火や野外料理、星空観察などが楽しめる環境が整っています。特に星空観察は、この地域のクリーンな空気の中で楽しむことができ、非日常な時間を提供します。さらにトイレや半露天風呂、キッチンスペースも完備しているため、アウトドア初心者にも安心して利用していただけます。
会員制について
『秘密基地計画 空(くう)』を利用するには会員登録が必要です。登録は2025年7月から開始する予定で、詳細については公式サイトで確認可能です。特別な非日常体験を求める方々にとって、期待以上の場所となるでしょう。
会社概要
LandIssues株式会社は、2020年に設立され、東京都千代田区を拠点としています。代表は松尾企晴さんで、資産を再生させるための引き取り事業を本格的に展開しています。彼らのビジョンは、「遊休資産をゼロへ」というものであり、新たな価値の創造に全力で取り組んでいます。詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。
公式サイトはこちら
日本初の試みになる『秘密基地計画 空(くう)』のオープンをお楽しみに!