三菱和解成立
2025-04-16 15:34:17

三菱電機、和解成立で損害賠償請求訴訟を解決

三菱電機、損害賠償請求訴訟の和解について



2025年4月16日、三菱電機株式会社は、東京地方裁判所における損害賠償請求訴訟が和解に至ったことを発表しました。この訴訟は、当社が納入した特殊電力ケーブルに関するものであり、請求額は最終的に約70億円に達したものでした。

訴訟の経緯



本訴訟は2020年10月20日に始まり、訴えを起こしたのは三菱電機の原告でした。彼らは最初、約61億円を請求していたものの、その後、請求額が増額される結果となりました。当社は、当該請求に対して損害賠償責任はないと主張してきましたが、進行中の裁判の中で、裁判所から和解を提案されました。

この和解案について、当社は事業への影響を総合的に判断し、合理的な解決策と見なしました。チャンスを逃さず、訴訟を早期に解決することを選んだのです。

和解の相手方について



和解の相手は三菱電機株式会社で、所在地は東京都千代田区丸の内二丁目です。執行役社長の漆間啓氏が代表を務めています。原告である三菱電機は、損害賠償を求めていた方ですが、和解の結果としてその請求を放棄することとなりました。

和解の内容



本件和解において、当社は三菱電機に対し、和解金として48億円を支払うことが合意されました。これにより、当社に対するその他の請求は放棄されます。また、和解契約の詳細には秘密保持条項が含まれているため、具体的な内容については公開されていない点に留意が必要です。

今後の展望



今回の和解が成立したことで、2025年3月期の当社の個別および連結財務諸表には、この和解金が特別損失として計上される予定です。ただし、すでに2025年2月10日に発表した2025年3月期通期連結業績予想には変更がないことが確認されています。

この和解は、企業にとって重要なステップであり、今後の事業運営におけるリスク管理や財務戦略に影響を及ぼすことが予想されます。三菱電機とのこの合意により、今後は新たなスタートを切ることができるでしょう。和解後、当社の動向に注目が集まります。


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