神奈川フィルの新シーズン
2025-09-17 13:28:56

神奈川フィルハーモニー管弦楽団 2026-2027シーズンの魅力的な演奏会ラインナップを発表

神奈川フィルハーモニー管弦楽団 2026-2027シーズンの魅力的な演奏会ラインナップを発表



音楽界の話題をさらう神奈川フィルハーモニー管弦楽団が、2026-2027シーズンの演奏会プログラムを発表しました。神奈川県横浜市を本拠地とする、このプロ・オーケストラは、創立56周年を迎え、さらに魅力的なラインナップで音楽ファンを迎え入れます。

今シーズンの音楽監督に就任している沼尻竜典氏が、スタートを飾るのはロシアの作曲家ドミートリイ・ショスタコーヴィチの交響曲第5番。2026年には彼の生誕120周年を迎える本作は、特に人気が高く、抑圧された時代背景が織り込まれているところが大きな特徴です。ショスタコーヴィチの音楽は、政治的メッセージを含みつつ、聴く者を圧倒する力があります。この曲によって、オーケストラは再び新たな高みへと引き上げられそうです。

9月には久しぶりに登場する原田慶太楼氏がアメリカの作品を演奏します。コープランドの「市民のためのファンファーレ」が印象深い交響曲第3番のほか、神奈川フィルのテューバ奏者宮西純氏との共演も見どころです。引き続きリズミカルで力強い音楽が続く中、今シーズンの秋には大植英次氏が「惑星」の第4曲「木星」の名曲を指揮します。

また、今年度新設されたミューザ川崎シリーズでは、ベートーヴェンの没後200年を記念したプログラムも予定されています。特にこのシリーズでは、世界的な奏者が集まるため、聴きどころ満載です。さらに、定期会員に申し込むことで、リハーサルの公開や楽団員との交流イベントなど、貴重な経験が得られる特典も魅力の一つです。

新規定期会員の入会受付は2025年11月21日から行われるので、音楽ファンは是非早めにチェックしてみてください。神奈川フィルの公式サイトで詳細が確認できます。

豊かな音楽文化を地域に根付かせる神奈川フィル



神奈川フィルハーモニー管弦楽団は1970年に設立され、地域密着型のオーケストラとして活動を続けてきました。音楽教育の普及にも力を入れ、小中学校への音楽鑑賞教室を開催しているほか、医療機関への出張演奏も行っています。これからも地域の音楽文化の創造に力を注いでいくことでしょう。

オーケストラの音楽を通じて、地域の人々とのつながりが一層深まることを期待します。次シーズンの素晴らしいプログラムにぜひ足を運んでみてください。彼らの音楽が、あなたの心に響くことでしょう。


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