新演出でよみがえるヴェルディの名作「アイーダ」全国公開！

ヴェルディの名作「アイーダ」が新演出で全国公開

2024年2月28日（金）から、ヴェルディのオペラ《アイーダ》が新演出にて全国公開されます。この作品は2月28日から1週間限定で上映され、特に東京の東劇では3月13日まで延長される特別な機会です。20世紀において「オペラ王」と称されるヴェルディの最高傑作が、最新の舞台技術を駆使して蘇ります。

《アイーダ》の魅力とは？

古代エジプトを舞台に繰り広げられる複雑な人間関係とともに、感情豊かな楽曲が特徴の《アイーダ》。特に、有名な〈凱旋行進曲〉はサッカーの応援歌としても親しまれていますが、その深い物語は単なるメロディ以上の感動を私たちに提供します。新演出を手掛けるのは、トニー賞受賞歴を持つマイケル・メイヤー。36年ぶりのリニューアルは、多くの期待を集めています。

歌唱映像が公開！

今回の上映に合わせて解禁された歌唱映像では、アイーダを演じるエンジェル・ブルーの圧倒的な歌声が楽しめる内容となっています。故郷への想いを歌う〈おおわが故郷〉の他、恋人ラダメスとの間で揺れるアイーダの心情を表現する〈勝ちて帰れ〉、アイーダと父アモナズロの二重唱の合唱が見どころです。これらの映像は、オペラ初心者にとっても興味を引く要素が満載です。

特別タイアップキャンペーンも要チェック！

《アイーダ》の公開を記念して、タイアップキャンペーンが実施されています。フランス流紅茶専門店マリアージュフレールから、エンジェル・ブルーが演じるアイーダに因んだ青茶「オペラブルー」を抽選で4名にプレゼント！オペラのイメージにぴったりな美しいインディゴブルーの茶葉は、ぜひ手に入れたい一品。

解説付き上映イベントも開催！

東京の東劇では、3月1日(土)に解説付きの上映イベントが開催されます。講師としてNPO法人日本ヴェルディ協会の小畑恒夫理事長が登壇し、オペラの背景や魅力を紹介します。オペラ初心者から深い知識を持つファンまで、皆さんが楽しめる内容となっているので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか？

《アイーダ》のあらすじ

物語は、エジプトとエチオピアが戦争に明け暮れる中で展開します。奴隷として捕らわれたエチオピアの王女アイーダは、将軍ラダメスと恋に落ちますが、彼女の身分が明らかになることで、様々な葛藤が生まれます。アイーダの父であるエチオピア王アモナズロは、エジプトの情報を得るために彼女を利用します。一方、ラダメスは彼女とアムネリスとの間で引き裂かれる運命に。愛と忠誠、葛藤が織りなすドラマは、観る者を圧倒します。