水環境の未来を見据えた国際会議「WET2026」
水環境保全に寄与する国際会議「WET2026」が、2026年7月11日から12日にかけて京都府の同志社大学新町キャンパスで開催されました。この会議は、日本水環境学会が主催し、世界各国から306名の研究者や技術者が集まりました。水環境に関する最新の研究成果や技術動向が発表され、活発な議論が展開されました。
WET2026の目的と背景
WET(Water and Environment Technology Conference)は、水環境分野の研究成果や技術についての情報を共有する国際的な場です。そこで、研究者や学生、技術者が最新の知見を持ち寄ることで、今後の水環境分野の発展が期待されています。水ing株式会社は、2012年からこの会議に継続して協賛し、2026年度経営計画として「地域社会への貢献」「脱炭素社会の実現」を掲げ、水環境の向上に寄与しています。
水ing賞の授与
WET2026では「水ing賞」が授与され、特に優れた研究成果が認められました。この賞は、「Excellent Paper Award」と「Excellent Presentation Award」の2部門で構成され、水環境分野に貢献する研究者や技術者の育成を目指しています。2026年は、2件のExcellent Paper Awardと24件のExcellent Presentation Awardが選出されました。
受賞論文には、PFASによる水環境への影響や、薬剤耐性菌対策、温室効果ガスの排出抑制に関する研究が含まれており、持続可能な社会に向けたテーマが多く取り上げられました。特に、以下の2つの論文がExcellent Paper Awardを受賞しました。
- - Spatial Distribution of Atmospheric N₂O Around a Full-scale Carrousel Reactor
- - Quantification of Cefotaxime-Resistant Escherichia coli and Class 1 Integron Integrase Gene as Key Indicators of Antimicrobial Resistance in Urban Wastewater in Two Cities in Japan
講演と発表内容
大会期間中には、特別講演や約200件の口頭発表・ポスター発表が行われ、水環境に関連する多様なテーマについて参加者間で議論が交わされました。当社の基盤技術研究センター長である島村和彰も登壇し、水環境分野の将来について期待を述べ、次世代の研究者たちへのメッセージを発信しました。
水ingの理念と今後の活動
水ing株式会社は、「水」を通じて社会に貢献することを企業理念とし、水処理事業をトータルでサポートしています。2026年より、インフロニアグループの一員となり、地域の暮らしに寄与する水環境の構築を目指します。「水の先をつくれ」のブランドメッセージのもと、持続可能な社会を実現するための取り組みを今後も続けていきます。
今後とも、WET2026を通じて水環境分野の研究や技術の発展を支援し、社会に貢献し続けていく方針です。