受け入れ体制強化!オークラ東京の多言語通訳サービス
4月における訪日外国人客数が今年最多を記録したことを受け、各ホテルの多言語対応が求められています。その中で、東京にあるホテルオークラ東京では、株式会社テリロジーサービスウェアが提供する「みえる通訳」を導入し、訪日客へのサービスを更に充実させています。
訪日客数の増加と多国籍化の背景
政府発表によると、4月の訪日外国人客数は369万2,200人に達し、前年と比べると減少したものの、桜シーズンが影響して多くの旅行者が訪れました。特に韓国や台湾からの訪問者がそれぞれ21.7%と19.7%増加。ベトナムやインド、ロシアを含む9カ国では過去最高の訪問者数を記録しており、日本の観光業界の多国籍化が進んでいます。
しかし、こうした状況には様々な課題も伴います。異なる言語や文化を持つ訪問者とのコミュニケーションが難しく、特に医療や宿泊に関する細かいやりとりにおいて適切な言語での対応が求められるようになっています。
「みえる通訳」の導入
オークラ東京では、外国人宿泊客の7割から8割を占める現状を鑑み、今年の4月に「みえる通訳」を現場に導入しました。このサービスは、モニター越しに専門の通訳オペレーターとリアルタイムでつながることができ、訪問者とスタッフの双方の顔が見えながらコミュニケーションを行うことが特徴です。
これにより、翻訳ミスや文化的なズレを軽減し、情感やニュアンスの伝達が可能に。実際に利用したスタッフからは、「通訳オペレーターの介在によって円滑なコミュニケーションが実現した」という声が上がっています。
スタッフからの好評
スタッフは、オペレーターが介在することで、感情や表情を含めたコミュニケーションができるようになったと好評です。相手の感情や反応をしっかりと把握できるため、ストレスの少ないやり取りが可能になり、訪問者も安心して意見や要望を伝えられます。このように、単なる言葉のやり取りではなく、心の通った「おもてなし」の重要性が再認識されています。
TSWの見解
テリロジーサービスウエアの玉置有生さんは、「簡易翻訳アプリだけでは、複雑な情報やトラブルには対処できない」と語ります。時には言葉の直訳では伝わらない大切なニュアンスがあり、特に宿泊業界では「おもてなし」の要素が求められます。これらのニーズに応えるために、「みえる通訳」の必要性が高まっているといえます。
みえる通訳の利便性
「みえる通訳」は、タブレットやスマートフォンを通じて、英・中・韓・スペイン語など、多くの言語に対応しています。この特性により、旅行者が日本に訪れた際に、より深く安心して満喫できる環境が整いました。24時間体制でサービスが提供されているため、急なトラブルにも迅速に対応可能です。
手話通訳の導入も
また、手話通訳機能も標準で提供されており、多様なニーズに応えるための取り組みも進められています。障害者差別解消法の改正により、合理的配慮が義務化される中、この触れ合いを活かす語りかけが今後の潮流となるでしょう。
結論
オークラ東京が「みえる通訳」を導入したことは、訪日外国人に対するおもてなしの形を一新する試みです。多言語に対応したサービスの強化は、競争が激化する観光業界においても極めて重要です。これからも、様々な国の人々が安心して楽しめる環境作りを進めていくことでしょう。