2025年6月1日、東京・目黒区の大岡山にて、『BOOK HOTEL 物々語』がオープンします。この施設は日鉄興和不動産が運営する宿泊施設であり、無料で宿泊できる新しいスタイルのサステナブル体験を提供します。宿泊者は、「大切だったけれど手放す時が来たもの」にまつわる物語をノートに綴ることで、宿泊料を支払います。ユーザーが自身の経験や感情を詰め込んだ物語をシェアすることで、サステナビリティへの意識を高め合う場となることを目指しています。
『BOOK HOTEL 物々語』は中古品で構成され、そこに込められた物語を通じて宿泊者に触れ合ってもらうことを目的としています。室内のアイテムは、様々な背景や思い出を持つ品々が揃い、その中には一流の作家たちからの寄贈もあります。彼らの選んだ品には、それぞれの物語が詰まっており、宿泊者はこの物語を通して「物を大切に扱うこと」や「不要なものは次に必要な人へ手渡すこと」の大切さを感じることができます。
『BOOK HOTEL 物々語』の所在地は東京都目黒区の「リビオメゾン大岡山」で、交通アクセスにも優れています。2025年5月9日から予約が開始され、無料宿泊が待ち望まれる中で、施設の開放が待たれます。また、8月にはアートカンファレンス『Tokyo Art Garden』において、物語のインスタレーション展示や演劇も計画されています。これにより、アートとサステナビリティが融合する新しい試みが期待されています。
このように、『BOOK HOTEL 物々語』は、宿泊者がサステナブルな生活を体験し、意識を高めるためのまさに新たな形の宿泊施設です。大岡山を訪れた際は、ぜひそのユニークな体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。