大岡山の宿泊施設
2025-05-09 11:03:39

大岡山に新たな無料宿泊施設 『BOOK HOTEL 物々語』が誕生!

無料でサステナブルな宿泊体験ができる『BOOK HOTEL 物々語』



2025年6月1日、東京・目黒区の大岡山にて、『BOOK HOTEL 物々語』がオープンします。この施設は日鉄興和不動産が運営する宿泊施設であり、無料で宿泊できる新しいスタイルのサステナブル体験を提供します。宿泊者は、「大切だったけれど手放す時が来たもの」にまつわる物語をノートに綴ることで、宿泊料を支払います。ユーザーが自身の経験や感情を詰め込んだ物語をシェアすることで、サステナビリティへの意識を高め合う場となることを目指しています。

サステナブルな宿泊の背景



この取り組みの背景には、「頑張らないサステナブル」をテーマにする日鉄興和不動産の理念があります。サステナブルな生活を望む人は多いが、実際行動に移すことができているのは約42%に過ぎないというデータがあり、行動変容にはハードルがあることが浮き彫りとなっています。本施設はその一歩を後押しし、「中古品の再利用」という身近なテーマから始めることで、より多くの人々がサステナブルなライフスタイルへと近づけるように設計されています。

『BOOK HOTEL 物々語』の特徴



『BOOK HOTEL 物々語』は中古品で構成され、そこに込められた物語を通じて宿泊者に触れ合ってもらうことを目的としています。室内のアイテムは、様々な背景や思い出を持つ品々が揃い、その中には一流の作家たちからの寄贈もあります。彼らの選んだ品には、それぞれの物語が詰まっており、宿泊者はこの物語を通して「物を大切に扱うこと」や「不要なものは次に必要な人へ手渡すこと」の大切さを感じることができます。

中でも特筆すべき点は、宿泊者が自らの物語をZINEとして形にできるキットが室内に用意されていることです。宿泊者は自らの経験を文字や画像を通じて表現し、他者とシェアする楽しさを体験できます。

物語を語りたくなる体験



この宿泊施設は単なる居住空間ではなく、一つのコミュニティ形成を目指しています。宿泊者同士の物語を通じて、共感を呼び起こし、サステナブルなライフスタイルの実践者が生まれる環境を作り出すのです。参加者は自分自身の物語を語ることで、他の人たちにもこの活動の楽しさや重要性を伝え、自然な形でサステナブルな行動の輪が広がっていくことを期待しています。

施設情報と今後の展開



『BOOK HOTEL 物々語』の所在地は東京都目黒区の「リビオメゾン大岡山」で、交通アクセスにも優れています。2025年5月9日から予約が開始され、無料宿泊が待ち望まれる中で、施設の開放が待たれます。また、8月にはアートカンファレンス『Tokyo Art Garden』において、物語のインスタレーション展示や演劇も計画されています。これにより、アートとサステナビリティが融合する新しい試みが期待されています。

このように、『BOOK HOTEL 物々語』は、宿泊者がサステナブルな生活を体験し、意識を高めるためのまさに新たな形の宿泊施設です。大岡山を訪れた際は、ぜひそのユニークな体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

関連リンク

サードペディア百科事典: サステナブル BOOK HOTEL 大岡山

トピックス(旅行)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。