SmartDBのコラボレーター機能強化
株式会社ドリーム・アーツが提供する業務デジタル化クラウド「SmartDB(R)」は、企業間の協業を一新する重要な機能を発表しました。順次リリースされるコラボレーター機能の大幅な強化により、社外提携組織との安全な業務連携が実現されます。
コラボレーター機能とは
コラボレーター機能は、企業が取引先やパートナーとの業務を一元管理できる仕組みです。これにより、外部のパートナーを「コラボレーターアカウント」として招待し、必要な業務をスピーディかつ安全に進めることが可能です。特にこの機能は、多くの大企業で活用され、その効果を実証しています。
アップデートの背景と目的
昨今のビジネス環境では、企業間の協業はより複雑さを増しています。サプライチェーンのグローバル化やデジタルトランスフォーメーション(DX)の進行により、社外パートナーとの安全な情報共有は欠かせません。特にセキュリティリスクの増加や様々な法規制に適応するため、既存の仕組みでは十分にカバーできない課題が浮上していました。
その結果、ユーザー企業からは「より多くのパートナーと業務を統合したい」「社外ユーザーの増加に伴うアカウント管理が煩雑である」「取引先同士の表示制御が手間」といった要望が寄せられました。これに応える形で、SmartDBのコラボレーター機能は、50万人以上の社外パートナーとの連携を可能にし、企業間での協創を前進させます。
強化版コラボレーター機能の特長
新たに強化されたコラボレーター機能では、以下のような機能が追加・改善されます。
1.
コラボレーターアカウントの上限引き上げ: これまでは制限があった上限が拡大され、50万名を超える社外パートナーと連携が可能になりました。
2.
柔軟な権限設定: コラボレーター間の情報閲覧を制御する新機能により、特定の一般ユーザーのみにコラボレーターを表示させることができ、シチュエーションに応じた情報管理が実現します。
3.
アカウント管理強化: 一括管理機能が充実し、複数のコラボレーターアカウントを組織ごとにグルーピングできる仕組みが導入されます。
ユースケース
複数の業務プロセスにおいて、コラボレーター機能の強化は具体的な効果をもたらします。例えば、製造業の調達部門では、サプライヤーとのやり取りをSmartDBで管理することで、見積もりから請求に至るまでのプロセスを一元化し、効率が大幅に改善されます。また、不動産業界の施設管理部門では、委託先に必要な業務アプリへのアクセス権を設定することで、進捗確認やメンテナンス業務がスムーズに進行できるようになります。
このように、コラボレーター機能の利用シーンは多岐にわたり、様々な業務において効率化を促進します。
今後の展望
ドリーム・アーツは、今回の機能強化を基盤にして、請求書や契約書などの企業間取引を安全に扱うプラットフォームへの進化を目指しています。その目的は、企業同士の連携を深化させることで、社会全体への価値提供を広げることです。2026年の段階的な機能強化を通じて、より先進的な協創基盤の構築を進めていきます。
まとめ
SmartDBのコラボレーター機能は、大企業が直面する業務の複雑化に対応し、成功する企業間連携の実現を支援します。その結果、多様なビジネスニーズに応える新たな価値創造が期待されます。詳細や導入については、公式ウェブサイトを参照してください。