YTGATEの新連載スタートの背景
株式会社YTGATEが、2025年7月より「ネット担当者フォーラム」に新たに連載を開始しました。この連載では、ECサイトにおけるクレジットカード決済やセキュリティに関する重要なテーマが取り上げられ、消費者と事業者双方の見地から売上機会損失や不正リスクについて、具体的な対策が提言されます。
連載の目的
今回の連載は「それ、決済で解決できます。売上・UX・不正対策――すべてにつながる「見直しポイント」」というタイトルで展開されます。このテーマは、見えにくい要素である決済に焦点を当て、売上最大化やユーザー体験の向上、そして不正リスクの対策にどのように寄与するかを明確に解説します。
初回の記事では、「決済が通らない」という事象がもたらす悪影響—売上と信頼感の喪失—に焦点をあてており、その背景には消費者とEC事業者の間に存在する認識のギャップがあることが示されています。このような理解を深めることは、改善への第一歩となるでしょう。
実施した調査の結果
YTGATEはこの連載のために消費者とEC事業者を対象にした二つの独自調査を実施しました。その結果、クレジットカード決済が通らないことで売上損失が実際に発生していることが浮き彫りになりました。この問題は、「なんとなくの決済エラー」という形で見えにくいものですが、実際にはブランド離脱や収益の低下につながっている可能性があります。
そこで本連載では、決済承認率を「攻めの経営指標」として活用する新たな視点が提案されます。特に、2025年3月に施行される「クレジットカード・セキュリティガイドライン6.0」では、不正利用対策や脆弱性対策の重要性がより一層高まるとともに、加盟店側での対策実施が求められるため、これに関する知識の普及が不可欠です。
制度強化の背景
最近の制度強化を受けて、EC事業者は「脆弱性対応のできる強固な決済システム」を構築する必要があります。具体的には、EMV 3-Dセキュアの導入が必須化され、管理画面のアクセス制限強化やWebアプリの脆弱性対策の推進が求められます。このような現状を踏まえ、YTGATEはUnseen Risk Programの実施を通じて、業界全体のセキュリティリテラシーを向上させることを目指します。
執筆者プロフィール
この連載を執筆するのは、YTGATEの代表取締役、高橋祐太郎氏です。彼は早稲田大学を卒業後、GMOペイメントゲートウェイでの経験を経て、2023年にYTGATEを創業しました。彼の豊富な経験は、この連載の信頼性を高めています。
最後に
本連載は、EC事業者が直面する実際的な課題に対し、具体的な解決策を提供することを目的としています。業界の変革が求められる中、YTGATEの連載を通じて、セキュリティリテラシーを向上させ、企業の信頼性を高める手助けができることを期待しています。
*詳細は
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