岡山大学の国際交流プログラム
国立大学法人岡山大学(岡山市北区、学長:那須保友)は、2026年2月13日から23日までの期間にインドネシア・マカッサル市にて国際研修プログラム「インターナショナル・チャレンジ」を実施しました。これは、持続可能な開発のための教育(ESD)をテーマとした短期留学の一環であり、昨年に続いて2回目の開催となります。
このプログラムは、本学の「地域と地球の未来を共創するWell-being実践人」の育成方針に基づき、岡山県真庭市とマカッサル市が共同で推進している「都市間連携カーボンニュートラル促進事業」と連携しています。これにより、大学間の交流に留まらず、自治体間の国際協力へと発展しました。
プログラムの構成について
「インターナショナル・チャレンジ」は、3つの段階から構成されています。まずは国内における事前学習として真庭市を訪れ、バイオマス発電や廃棄物のメタン化等、循環型社会を目指す先進的な取り組みを学びました。参加した学生は、これらの経験をインドネシアでの活動に活かしました。
現地では、岡山大学の学生10名に加え、ハサヌディン大学およびマカッサル国立大学の学生それぞれ10名が混成チームを組み、フィールドワークやごみ分別のゲーム制作、さらに現地の小学校での出前授業に取り組みました。これらの活動を通じて、共にごみ問題に対峙しながら実践的な知識と経験を身につけていきました。さらに、生ごみの堆肥化コンクリート製作を通じて、地域社会へのソーシャルインパクトを生み出しました。
ホームステイを通じた文化交流
また、ホームステイを通じて現地の生活や文化に接触し、多文化共修の経験を深める機会も設けられました。学生たちは、異なる価値観に触れながら、グローバルな視点から様々な社会課題に取り組む方法を考えました。
帰国後には、参加者同士で現地での経験を振り返り、その学びを言語化し共有しました。教育学域では、今後も「Toward 2035」のビジョンのもと、多文化共修の場を継続的に提供し、学生の国際的な学びと社会貢献を促進していきます。
結論
プログラムの成果は、持続可能な社会を築くためのアプローチとして非常に意義深いものであり、岡山大学としても今後の国際交流や教育活動に繋がる貴重な経験となりました。学生たちが自らの学びをどのように社会に還元できるか、これからの活動に大いに期待が寄せられています。