池江璃花子選手の半生を描いた伝記、夢をかなえるきっかけを提供

池江璃花子選手の挑戦を通じて夢をかなえる

世界の競泳界で輝きを放つ池江璃花子選手の人生を、マンガと文章で描いた待望の伝記『池江璃花子（夢をかなえたいキミたちへ贈る伝記）』が、2026年1月22日に発売されることが決定しました。この作品は、彼女の生い立ちから現在に至るまでの道のりを、読者に感動を与える形で表現しています。

池江選手の人生を振り返る

池江選手は、日本競泳界のエースとして三度のオリンピックに出場し、その背景には白血病との闘いがありました。彼女が自らの夢に向かって懸命に努力してきた姿を、マンガを通じて小学生のころから丁寧に描写。また、彼女が中学生になってからの苦難や挑戦、それに続く2025年の世界水泳までの道のりを、臨場感あふれる文章で綴っています。

読者を元気づけるメッセージ

本書には、池江選手から子どもたちへの特別な直筆メッセージも収録されており、ページの題字には「夢をかなえたいキミたちへ」という力強い言葉が並びます。また、彼女の競泳に関する基礎知識を紹介し、物語を一層楽しめる資料も豊富に組み込まれています。さらに、写真で振り返るヒストリーアルバムや、池江選手の素顔に迫るQ&Aも掲載し、読者を引き込む構成となっています。

教育現場でも注目の存在

池江選手の挑戦は、道徳の教科書にも取り上げられており、教育現場においても話題となっています。オリンピックの舞台を夢見た少女が、病を克服し、再び世界の舞台へと帰ってきたその姿は、多くの人々に「自分を信じて進む力」を与えています。本書を通じて、池江選手の逆境に打ち勝つ力強さに感動し、自身の夢を追い求める勇気を育んでもらいたいという願いが込められています。

著者について

語りを担当する池江璃花子選手は、2000年生まれで横浜ゴムに所属する競泳選手です。幼少期より水泳を始め、14歳で日本選手権で50mバタフライ優勝を果たします。16歳でリオオリンピックに出場し、数々の記録を打ち立てましたが、2019年には白血病の診断を受けます。彼女はそれを乗り越え、現在は東京・パリオリンピックを目指して再び競技に挑戦し続けています。

文を担当するのは、北川チハル氏。彼女は保育士から作家へ転身し、数多くの児童文学を手がけ、受賞歴もある実力派の作家です。