Interop Tokyo 2025で発表されるCarrierの新空調ソリューションとセミナー情報

Interop Tokyo 2025で日本市場向けの新しい空調ソリューションを発表



日本キヤリア株式会社が、2025年の6月11日から13日まで開催される「Interop Tokyo 2025」に参加し、世界的に展開を進めるデータセンター向けの空調ソリューションを日本で初めて披露します。このイベントは、幕張メッセで行われ、さまざまな最新技術や製品が展示されます。

日本キヤリアは、Carrier Global Corporationという国際的な企業の傘下にあり、空調技術を中心としたソリューションの提供を行っています。空調分野における革新的なアプローチによって、データセンターの運用を効率的にかつ持続可能なものに変える努力を続けています。日本市場では、「ユニバーサルスマートX(USX)®シリーズ」モジュールチラーを中心に、さまざまな製品を導入してきました。

今回の展示では、最新のデータセンター空調ソリューションが紹介されます。特に注目されるのは、超・低GWP(地球温暖化係数)冷媒とセラミック軸受を採用したCarrierターボ冷凍機19DVTMや、新たに導入予定のCarrierスクリューチラー30XFTMです。この30XFモデルは、冬季に省エネ性を向上させるフリークーリング機能を持ち、さらにはUltra-Fast Recovery技術により電源復旧後120秒という短時間での立ち上げが可能です。

展示の中には、冷却水分配装置(CDU)やエアハンドリングユニットなどの二次側ソリューションを紹介する映像やパネルもあり、トータルなシステムのイメージを具体的に体感できるようになっています。これにより、来場者はデータセンターにおけるさまざまな解決策や選択肢について直感的に理解することができるでしょう。

また、6月12日には、展示場内のRoom Eにてセミナーも開催されます。このセミナーでは、日本キヤリア株式会社の営業技術責任者である丹野英樹氏が「アジア市場におけるCarrierのデータセンター空調戦略」と題して、現在のUSXシリーズや19DVに加え、今後展開される30XFの利点、さらにはCarrierがアジア全域で推進する戦略について詳しく説明します。これにより、参加者はデータセンターにおける冷却設備の将来像と新戦略についての知識を深めることができるはずです。

日本キヤリアの代表取締役社長、久保徹氏は、「この出展は、Carrierのグローバルな戦略と日本の市場ニーズを結ぶ重要な機会です。長年培った空調技術とサービス力を基盤に、お客様に最適なソリューションを提供できるよう尽力します」とコメントしています。

最後に、日本キヤリアはグローバルな知見と国内での技術力を結集し、データセンターの安定した運用と省エネ、信頼性の向上に貢献することを目指しています。

展示・セミナーの詳細


  • - イベント名: Interop Tokyo 2025
  • - 開催期間: 2025年6月11日(水)~6月13日(金)
  • - 会場: 幕張メッセ(千葉市美浜区中瀬2-1)
  • - 展示ホール: 展示ホール4~8
  • - セミナー日時: 2025年6月12日(木)15:10~15:50
  • - セミナー会場: 展示会場内 Room E
  • - 講演タイトル: アジア市場におけるCarrierのデータセンター空調戦略
  • - 講演者: 日本キヤリア株式会社 営業技術責任者 丹野英樹

セミナーへの参加には事前登録が必要です。詳細は公式サイトをご確認ください。

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