サンシャイン水族館に新しい家族が増えました!
池袋にあるサンシャイン水族館から、嬉しいニュースが届きました!人気のカリフォルニアアシカ「チャップ」と「パコ」の間に、6月15日(日)に赤ちゃんが誕生しました。これでサンシャイン水族館では、カリフォルニアアシカの出産は3度目。今回の誕生は実に1年ぶりです。
赤ちゃんと母親のパコの様子
生まれて間もない赤ちゃんは、母親のパコと一緒に元気に過ごしています。育児環境は整っており、母子ともに健康です。パコは赤ちゃんのすぐそばから離れず、母性たっぷりの育児を行っています。例えば、エサを食べている最中でも、赤ちゃんが鳴くとすぐに授乳の体勢に入るパコの姿は感動的です。
現在、マリンガーデン「アシカたちの砂浜」水槽では、母子の微笑ましい様子を観察することができます。その愛らしい赤ちゃんの姿と、母の献身的な育児をぜひその目で確かめてください。また、運が良ければ、隣の水槽から父アシカのチャップが母子の様子をひょっこり覗くかもしれません!
アシカたちの日常
サンシャイン水族館では、今回生まれた赤ちゃんを含め、アシカ7頭が暮らしています。健康管理の一環として、アシカのトレーニングが毎日行われており、観客にアシカたちの魅力を伝える努力がされています。ただし、赤ちゃん育成に集中するために、現在は水槽との距離が保たれているため、見るのが少し難しいかもしれません。
出産の喜びと期待
アシカ担当の飼育スタッフ、小倉知恵子氏は、この瞬間を心待ちにしていました。出産予定日を過ぎた頃は不安な日々が続いた中、赤ちゃんの誕生を確認したときの喜びと安堵感は計り知れません。今後も母パコの育児を全力でサポートし、温かく見守っていくとのこと。
サンシャイン水族館の魅力
ことさら注目したいのが、サンシャイン水族館が取り組んでいる繁殖活動です。アシカは通常、一夫多妻制をとり、豪華な「ハーレム」を形成することが知られています。妊娠期間が約1年で、メスは陸上で1頭の仔を出産し、長い期間授乳するのです。サンシャイン水族館では、動物の貸し借りを通じて繁殖の多様性を維持する「ブリーディングローン」にも力を入れており、環境意識の普及にも貢献しています。
アクセスと入場情報
サンシャイン水族館は、東京都豊島区東池袋3-1、サンシャインシティの屋上に位置しています。営業時間は10:00から18:00までです。入場料は大人2600円、子ども1300円、幼児800円と、時期によって変動がありますので、訪れる際はウェブサイトでの確認をお忘れなく。
池袋を訪れた際は、ぜひサンシャイン水族館に立ち寄って、新しい家族の姿を見に行ってみてはいかがでしょうか。魅力いっぱいのアシカたちが、あなたを待っています!