木造住宅見学会
2026-07-14 16:01:27

栃木県立小山北桜高等学校 生徒のための木造住宅建築現場見学会開催

栃木県立小山北桜高等学校 生徒のための木造住宅建築現場見学会



2026年7月9日、一建設株式会社が栃木県立小山北桜高等学校の建築システム科2年生31名を対象に、木造住宅の建築現場見学会を実施しました。これは、将来の建設業界を担う若者たちに業界への理解を深めてもらうことが目的です。

建設業界の現状



近年、国土交通省のデータによると、建設業の就業者数は2025年に478万人に減少する見込みです。1997年のピーク時に比べて約30%の減少を示しています。この背景には、団塊世代の大量退職や2024年に施行される時間外労働の上限規制などがあり、業界全体での人材確保が重視されている状況です。また、高卒採用市場では競争が激化しており、このような背景から一建設は高校生に実践的な経験を通じて興味を持ってもらおうと考えました。

見学会の内容



見学会では、一建設の執行役員藤川氏による挨拶からスタートし、建設現場での熱中症対策や見学予定の住宅についての説明が行われました。参加した生徒たちは、基礎工事中の分譲戸建住宅と建築中の平屋の住宅を見学し、それぞれの工事工程や使用される木材、金物の説明を受けました。

特に、施工管理アプリ「ANDPAD」を用いた現場の業務管理について紹介し、現在の建設現場のデジタル化についても学ぶ機会がありました。さらに、正社員として大工として勤務する社員による電動工具の安全な使用方法の実演も行われ、実際に生徒たちがビス打ちや木材の切断を体験しました。

この一連の体験を通じて、生徒たちに大工という職業の魅力や、業界内の多様なキャリアを感じてもらうことができました。具体的には、工事を完成させる過程や現場での協力の重要性についての理解が深まりました。

学生の声



参加した生徒たちからは、「建物を設計する仕事に興味があったが、大工職への興味も湧いた」という意見や、「実際の現場での経験が具体的なイメージを与えてくれた」との感想が寄せられました。また、「進路に迷っていたが、現場を見学して希望が見つかった」と話す生徒もおり、見学会は多くの学生にとって貴重なフィードバックの場となったようです。

今後の展望



一建設では、今後もこうした見学会や体験プログラムを通じて、学生たちの興味を引き出し、業界への理解を深めてもらう取り組みを続ける予定です。観光地としての栃木県も含め、多くの人々が建設業界に興味を持ってもらえることを願っています。こうした活動はただの見学にとどまらず、未来の建設業を担う人材を育てる重要なステップなのです。

一建設株式会社の代表取締役、堀口忠美氏は「未来の建設業界を支える人材を育てることが私たちの使命です」と語っています。業界全体の未来の明るさを信じて、これからも教育や体験の場を提供していくことでしょう。


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