新たな歴史を描くオークション
アメリカ・ロサンゼルスのドジャース財団が、YOSHIKI、佐々木朗希選手、山本由伸選手のサイン入り直筆楽譜をオークションに出品することを発表しました。このオークションは2024年4月14日(月)20:00から28日(月)まで実施され、収益は、昨年発生した重大な山火事の被害を受けたカリフォルニア州と岩手県大船渡市の支援に充てられます。
特別な楽譜の背景
今回オークションに出品される楽譜は、YOSHIKIが3月に行われたMLB開幕戦のために特別にアレンジした、日本とアメリカの国歌の楽譜です。このパフォーマンスは、佐々木選手と山本選手の2選手のサインが入っており、MLBによる公式認証を受けています。YOSHIKI自身にとっても特別な意味を持つこの楽譜は、開幕戦での彼のパフォーマンスを象徴するものとなります。
災害支援の重要性
このオークションの収益は、アメリカ国内で活動している山火事被災者支援に必要な資金となります。特に佐々木選手にとって、故郷である岩手県大船渡市は、今年の大規模な山火事の影響を大きく受けました。東日本大震災での個人的な経験から、彼はこの支援活動に真剣に取り組み、1,000万円の見舞金と500万円相当の物資を寄付しました。さらに、ドジャース財団からも1,500万円が支援として寄付され、合計で2,500万円の支援金が集まりました。
YOSHIKIの思い
YOSHIKIは、佐々木選手の活動を知り、その支援に賛同し参加することを決定しました。彼自身も長年にわたり慈善活動に力を入れており、今年1月にはアメリカの山火事対策のために約7,700万円を寄付しました。また、2011年の震災の際には、彼がリーダーを務めるバンドX JAPANが約5,000万円を寄付したことでも知られています。
開幕戦のハイライト
YOSHIKIの東京ドームでのパフォーマンスは、MLB史上に残る歴史的な瞬間ともなりました。これが彼が観客の前で『君が代』を生演奏する初めての機会であり、昨年の手術以来初の公演でもありました。その力強く情熱的な演奏は、音楽とスポーツが一体になり、観客に感動を与えました。そのパフォーマンスの様子は、MLBの新しい歴史として刻まれることでしょう。
オークション参加の案内
サイン入りの楽譜は、MLBの公式オークションサイト上で入札可能です。興味のある方はぜひ参加し、特別な楽譜を手に入れて、被災地の支援に貢献してください。
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