岡山大学海外研修
2025-10-22 22:34:29

岡山大学がシドニーで非研究型海外研修を実施!次世代研究者を育成

岡山大学がシドニーでの国際交流を実施



国立大学法人岡山大学は、2025年の夏にシドニーで非研究型の海外研修を実施しました。このプログラムは、次世代研究者の育成を目的にしたOU-SPRING(岡山大学次世代研究者挑戦的研究プログラム)の一環として行われ、博士後期課程の大学院生5名が参加しました。この研修は、自らのキャリアを学ぶ機会だけではなく、異文化理解や価値観の多様性についても深く学ぶ重要な機会となりました。

多文化共生を体験



海外研修の主な目的は、豪州における多文化共生や自然との共生を体験し、異なる背景を持つ人々との交流を促進することです。参加学生は、シドニー大学やニューサウスウェールズ州大学での研究室訪問を通じて、直接的な学びと経験を得ることができました。これにより、国際性や学際性を育み、広い視野で長期的なキャリアについて考える力を養います。

さまざまな学びの場



研修中には、シドニーにある日本貿易振興機構(JETRO)の事務所を訪問し、所長の渡邉尚之氏との対談が行われました。また、Taronga Institute of Science and Learningでは、Dr. Lauren Coleによる特別講義も受講しました。このような貴重な体験は、学生にとって新たな知識を得る機会となりました。

参加者の佐藤さんは「キャリアを学ぶ研修とはなりましたが、自身を見つめなおす機会になり、言語や文化としてマイノリティになる海外に飛び込むことでわかることも非常に多いと感じました」と研修を振り返ります。こうした体験を通じて、学生の間で国際的な視野が広がり、専門分野だけではなく、社会的な理解力も深まります。

今後の展望



岡山大学は今後も、社会のニーズに柔軟に応じた教育プログラムを展開し、ジョブ型研究インターンシップや海外留学を通じて、学生のトランスファラブルスキルや人間力、プロジェクトマネジメント力を育成する取り組みを強化していく予定です。OU-SPRINGのビジョンには、知識や技術だけでなく、コミュニケーション能力やリーダーシップといった人間力の育成も含まれています。

特色ある研究大学としての取り組み



岡山大学は地域の中核となる研究大学として、持続可能な社会に寄与する人材を育成し、社会変革を起こすナレッジワーカーの輩出を目指しています。このような国際的な研修プログラムは、その一環として重要な位置を占めています。地域中核・特色ある研究大学の取り組みを通じて、さらなる発展が期待されます。

そして、今後もこのようなプログラムが継続され、多文化共生や国際的な交流が推進されることを願っています。岡山大学の次世代研究者たちによる活躍に、ますます注目が集まることでしょう。


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