ITの力で育てた高級メロン『i MELON』と新作リキュール

高級メロンブランド『i MELON（アイメロン）』がスタート

株式会社大和コンピューターは、3月3日より高級メロンブランド『i MELON（アイメロン）』の販売を開始しました。このブランドは、ITを駆使して栽培されたメロンの中で最上級のフルーツを提供することを目指しています。初年度の販売は限定100玉のみで、ECサイトを通じて購入することが可能です。さらに、規格外となったメロンをアップサイクルしたリキュール『月とメロン』も同時に展開し、その新たな風味を楽しむことができます。

高品質を維持する栽培方法

『i MELON（アイメロン）』の栽培方法は、土耕栽培ではなく、温室ハウスを使用してITで管理される養液栽培です。この手法により、環境への影響を最小限に抑えながら、持続可能な農業を実現しています。さらに、1本の木から1果のみを育てることで、高品質を保つための丁寧な栽培が行われています。

メロンの品質保証としては、14度以上の糖度を確保し、収穫のタイミングを調整することで、香り高く、上品な味わいを実現しています。また、年中出荷可能な体制を整えることで、消費者に新鮮なメロンを提供しています。

アップサイクルリキュール『月とメロン』

『月とメロン』は、糖度が高くても外観の傷から流通しない規格外メロンを使用し、持続可能な社会を目指す取り組みの一環として生まれたリキュールです。農作物廃棄ロスを低減し、新たな価値を提供することで、多くの人々に新たな味覚体験を提供することを目指しています。このリキュールは、フレッシュな香りと豊潤な味わいを楽しめるため、仕事終わりにリラックスしながら飲む一杯にぴったりです。

ITと農業の融合

大和コンピューターが目指すのは、農業にITを活用することで持続可能な未来を切り開くことです。2008年には、農業支援活動を始め、現在では静岡県や滋賀県でメロンやトマトを栽培しています。自社開発のITシステムを駆使し、問題解決や新規就農のサポートを行っています。国の農業が抱える様々な課題に対し、積極的に取り組む姿勢が『i MELON』や『月とメロン』というプロジェクトに反映されています。