ユカリアがスマートドックでオンライン頭痛相談を開始！新たな医療サポートの形とは？

ユカリアが新たな頭痛相談サービスを開始

東京都千代田区に本社を構える株式会社ユカリアは、2023年12月1日より、頭痛に特化したオンライン相談サービス「スマート頭痛相談 powered by ヘッジホッグ・メドテック」を開始します。本サービスは、株式会社ヘッジホッグ・メドテックと連携し、健診サービス「スマートドック」を基盤に提供されるものです。

スマートドックと頭痛の関連性

現在、スマートドックを利用する受診者の約3割が頭痛に関する悩みを抱えていると言われています。これまでスマートドックでは、頭痛に関しては脳疾患の有無のみをチェックしていましたが、今回新たに頭痛専門のスタッフが対応するオンライン相談を導入することで、「一次性頭痛」と「二次性頭痛」の両方に対応可能となりました。これにより、受診者はより包括的なアプローチで自分の症状について相談することができるようになりました。

スマート頭痛相談の内容

このオンライン相談では、医師や看護師、薬剤師などの専門スタッフが、患者が抱える頭痛のタイプやその対処法について、丁寧に説明します。ただし、このサービスは医学的な知識に基づいた一般的な助言を行うものであって、医療行為を目的としたものではありません。具体的には、15分のセッションが2,200円（税込）、30分のセッションが3,300円（税込）で提供されます。どちらも保険適用外ですが、専門家の指導を受けることで、自己管理に役立てるきっかけになるでしょう。

スマートドックの特徴

「スマートドック」は、MRIやCTの機器が使われていない時間を有効活用して、リーズナブルかつ短時間で医療サービスを利用できる仕組みです。特に、脳の異常を早期に発見することに特化した「スマート脳ドック」は、頭部MRIやMRAを使用し、脳動脈瘤や脳梗塞の可能性を調べることができます。予約はウェブ上で簡単に行えるため、事前登録後は医療施設での滞在時間を最小限に抑えることができるのです。実際、患者は受付から退院までの流れが約30分で終わるというスピード感も魅力です。

ヘッジホッグ・メドテックとは

東京都文京区に本社を持つヘッジホッグ・メドテックは、頭痛領域におけるアプリやAI診断機器の開発などを手掛けており、頭痛に関する統合的なソリューションを提供しています。治療用アプリや啓発プログラムを通して、患者の生活の質を向上させることを目指しています。

さらなる展開へ

ユカリアとヘッジホッグ・メドテックの協業により、今後も頭痛に関する多様な悩みに応える取り組みを進めていくとのことです。特に、オンライン相談という新たなサービスがどのように多くの人々に受け入れられるのか、今後の展開が注目されます。私たちの生活において、頭痛は珍しい症状ではありません。現代人の健康管理の一環として、このような新サービスを利用することが、一歩前進の鍵となるかもしれません。