欧州市場に向けた富士フイルムの新たな挑戦：Apeosシリーズの販売開始

欧州市場に向けた富士フイルムの新たな挑戦

富士フイルムビジネスイノベーション株式会社は、ポーランドとスロベニアにて、オフィス向けのデジタルカラー複合機「Apeos」シリーズの販売を開始しました。これは、地域のニーズに応えながら、欧州市場での存在感を強化する重要な一歩です。

Apeosシリーズの特長

「Apeos」シリーズは、A3およびA4サイズに対応しており、ポーランドでは計6機種、スロベニアでは3機種が販売されます。これらの複合機は、高品質な印刷を提供するとともに、ユーザーのセキュリティ強化にも配慮されています。そして、このシリーズのブランドロゴには「お客様のゴール・課題解決への架け橋」との想いが込められています。

欧州での展開の背後にある戦略

富士フイルムビジネスイノベーションは、2021年4月から海外販売エリアを拡大しており、すでに中東、北米、アフリカなどにも販路を築いています。その中でも、ポーランドとスロベニアは新たな販売地域として位置づけられ、今後はさらなる広がりを見込んでいます。2024年にはイタリア、イギリス、スペイン、フランスへの展開も予定されており、富士フイルムの定評ある技術力が欧州各国でも評価されることが期待されています。

環境への取り組みと持続可能な未来

業務向上に貢献するだけでなく、富士フイルムは環境への配慮も大切にしています。2024年6月にオランダに「サーキュラー・マニュファクチャリング・センター」を開設し、使用済みトナーカートリッジの回収から再生までの資源循環活動を強化します。このように、同社はビジネスの革新だけでなく、持続可能な社会の実現にも寄与しようとしています。

おわりに

デジタル化が進む現代のオフィス環境において、富士フイルムの「Apeos」シリーズは、業務効率を向上させる強力なツールとなるでしょう。安全性と品質の両立の中で、企業が求めるニーズにしっかりと応えて行く姿勢を持ち続けている富士フイルムビジネスイノベーション。今後の展開が楽しみです。

本件についての詳細は、富士フイルムビジネスイノベーションの公式ウェブサイトにてご確認ください。