SpecteeがBCPの重要性を講演
東京都千代田区に本社を置く防災テックベンチャーの株式会社Specteeは、2025年6月16日に開催される「日経メッセ プレミアム・カンファレンス・シリーズ」にて、企業存亡を賭けたBCP(事業継続計画)についての講演を行う予定です。これにより、現代の企業が直面する多様なリスクとそれへの対応策を共有します。
BCPの必要性と多様化するリスク
近年、日本企業は自然災害だけでなく、サイバー攻撃や社会的な混乱、パンデミックといった多様な脅威にさらされています。特に南海トラフ地震の発生確率が30年以内に80%に達すると予測されており、今や企業は未曾有の危機に直面しています。このような状況において、BCPの策定は必須となっています。しっかりとした計画を持つことで、企業は危機発生時に迅速に対応し業務を継続することが可能となります。
カンファレンスの詳細
このカンファレンスは日本経済新聞社が主催し、オンライン形式で行われます。視聴は無料で事前登録が必要で、当日は13:00から16:25までライブ配信が行われます。Specteeの代表である村上建治郎氏は、15:30から15:55の時間に「AIによるグローバル・サプライチェーンの危機管理」というタイトルで講演を予定しています。
Specteeの取り組み
村上氏の講演内容では、AIを駆使してリアルタイムに危機管理を行うサービス「Spectee」の紹介が行われます。SNS、気象データ、人工衛星の情報、さらには世界中のニュースを解析することによって、事業リスクを瞬時に可視化し予測する方法論が解説されます。これにより、企業は危機発生時にどのように対策を講じていくべきかのヒントを得ることができるでしょう。
Spectee SCRの紹介
また、今回のカンファレンスではSpecteeが新たに提供するサプライチェーンリスク管理サービス『Spectee SCR』についても触れられます。このサービスは災害やリスクによりサプライチェーンが影響を受けた際に、その情報を瞬時に可視化することができ、企業はより効果的にリスクに対処できるようになります。2024年には大幅なアップデートが予定されており、グローバルな情報を一元管理する機能が強化されるとのことです。
株式会社Specteeについて
Specteeは「危機を可視化する」をミッションに掲げ、様々なデータを解析して災害やリスク情報を提供しています。特に、全国の自治体や報道機関、インフラ企業に向けたAIリアルタイム防災・危機管理サービス『Spectee Pro』は、急速に導入が進んでいます。2024年には導入数が1000を超える見込みです。さらに、海外市場への展開も進めており、フィリピンではすでに多くのライセンスを確保しています。
参加の勧め
このような内容に興味がある方は、ぜひ公式サイトから事前登録を行い、最新のBCPやリスク管理の知見を学んでいただきたいと思います。アーカイブ配信は行われないため、リアルタイムでの視聴がおすすめです。観覧が無料であることも、このイベントの魅力のひとつです。
公式サイトは
こちらからご確認ください。