山本通産株式会社、TOKYO PRO Marketへの上場を果たす
2025年7月18日、山本通産株式会社が東京証券取引所のTOKYO PRO Marketに上場しました。これは、同社にとって新しいビジネスステージへの一歩となります。東京証券取引所の上場セレモニーには、同社の代表取締役社長である郡司哲雄氏をはじめ、多くの関係者が出席しました。
J-Adviserとしての支援
上場支援を行ったのは株式会社ジャパンインベストメントアドバイザー(JIA)です。JIAは、山本通産の上場をサポートすることにより、企業の成長を後押ししました。この上場は、JIAが支援する企業の中でも第4例目となります。
JIAのJ-Adviserとしての役割は、上場審査はもちろん、上場後の情報開示やファイナンス手続きに至るまで、企業を幅広くサポートすることです。これにより、山本通産は持続的な成長を目指して努力を続けます。
TOKYO PRO Marketとは
TOKYO PRO Marketとは、特にプロ投資家向けに設計された、日本の株式市場の一つであり、上場基準や開示制度が柔軟です。この市場に上場することで、企業は資金調達だけでなく、社会的な信用力の向上や優秀な人材の獲得を期待することができます。
山本通産は、上場に際し自己株式90,000株の処分を行い、JIAの子会社であるJIA証券が特定投資家による取得プロセスを完了しました。この株式処分は、企業の資金調達とともに、中堅・中小企業の株主構成の是正にも寄与しています。
上場の背景と目的
山本通産は、1918年に設立された歴史ある企業で、「色と光の専門商社」としての地位を築いてきました。塗料業界や印刷インキ業界、さらには化粧品業界など多岐にわたるニーズに応える製品を提供し続けています。新たに上場を果たしたことで、さらなる資金調達による企業価値の向上を目指すと同時に、知名度の向上や社会的信用の強化を図ります。これにより、山本通産はより多くの顧客にサービスを提供できるようになるでしょう。
JIAの上場支援事業
JIAは、優良な中堅・中小企業に向けたIPOコンサルティングを行い、特にTOKYO PRO Marketにおける新規上場のための支援を行っています。JIAは、2021年にJ-Adviser資格を取得し、プロ投資家向け市場での専門的な知識を有しています。
主な提供サービスには、上場に関するアドバイスや上場後の情報開示のサポートが含まれます。これにより、企業が透明性を持った成長を実現できるようサポートしており、今後も多くの企業のIPOを支援していく所存です。
JIAグループの使命
JIAグループは、「金融を通じて社会に貢献する」という理念のもと、様々な金融商品を提供しています。中堅・中小企業に目を向け、その潜在力を引き出すための支援を行っています。キーポイントは、金融力を活用して企業の成長をサポートすることです。
JIAは、山本通産のような企業のみならず、他の企業においても経営課題や資金調達の相談を広く受け付けており、いつでも気軽に相談ができる環境を提供しています。
終わりに
山本通産の新たな出発点であるTOKYO PRO Marketへの上場。この一歩が、同社のさらなる飛躍に繋がることでしょう。今後の成長を多くの人々が期待しています。