福岡 vs 熊本、九州ダービーで接戦を繰り広げた熱い一戦

2025年4月19日（土）、福岡県のアリーナで行われたB.LEAGUE 2024-25シーズンの一戦、福岡ライジングゼファーと熊本ヴォルターズの九州ダービーは大いに盛り上がりました。試合は、81-77で熊本の勝利となり、福岡は惜しくも敗れました。

試合の概要

試合は非常に接戦の中でスタートしました。第1クォーターではお互いに得点を取り合い、福岡が21点、熊本が19点を挙げました。しかし第2クォーターでは熊本がリズムを掴み、福岡の追撃を振り切り、最終的には福岡が3点ビハインドで前半を折り返しました。

前半の好調なプレイ

福岡はチームの司令塔である#0會田選手が3ポイントシュートで先制すると、#5ランダル選手と#1中村選手の積極的なアタックが光りました。しかし、一方で熊本の#3山本選手が前半だけで19得点を記録し、福岡はインサイドの守備に苦しむ展開となりました。

後半の苦戦

後半に入ると、福岡は逆転を狙いましたが、熊本のファストブレイクやセカンドチャンスからの得点が続き、次第に点差が二桁にまで広がります。しかし中村選手の奮闘が光る場面もありました。彼は連続して3ポイントシュートやダンクシュートを決め、21点を挙げる活躍を見せましたが、チーム全体としてインサイド得点には苦戦し、得点が伸び悩みました。最終的には、キャリアハイの32得点をマークした中村選手の活躍もありましたが、福岡は連勝を6でストップしました。

浜口HCのコメント

敗戦後、浜口HCは「負けたことは残念ですが、怪我なく試合を終えたことは評価すべき点です。選手たちのフラストレーションも理解できますが、今後は修正すべき点をしっかりと見つめて次に繋げたい」と述べ、次戦への意気込みを見せました。

中村選手の振り返り

中村選手は試合後、「熊本のプレッシャーや強度は非常に高く、我々もそれに応えようとしたが、苦しい場面でファウルをもらえずフラストレーションが募った」とコメント。最後の試合に向けて、自らに課題を見つけ、チーム全体の力を信じてプレーオフに向けて準備を進める意欲を示しました。

この試合は福岡にとって痛い敗戦となりましたが、選手たちの奮闘ぶりや向上心は次に向けての期待を抱かせるものでした。これからの試合において、さらなる成長が見られることを期待しています。