JaDHAの挑戦
2025-06-06 17:32:55

デジタル医療社会の実現へ向けたJaDHAの挑戦と大阪・関西万博での活動

JaDHAが目指すデジタル医療社会の実現へ



デジタル技術の進化は、私たちの健康管理の在り方を変えつつあります。株式会社askenが運営するAI食事管理アプリ『あすけん』は、これを実現する一つの手段として注目されています。この度、同社がワーキングリーダー企業として参画する日本デジタルヘルス・アライアンス(JaDHA)が、2025年に開催される「大阪・関西万博」と「Japan Health 2025」に参加することが決まりました。この取り組みは、デジタルヘルスリテラシーの向上と健康格差の是正に向けた重要なステップとなります。

デジタルヘルスリテラシー向上の目的



本年1月より始まった新規プロジェクトは、産学官の協働を通じて、誰もがデジタル医療の恩恵を受けられる社会を目指しています。これにより、国民のデジタルヘルスリテラシーを向上させ、健康・医療サービスの公平な利用が可能となることを狙いとしています。

大阪・関西万博では、6月24日に経済産業省の「フューチャーライフエクスペリエンスステージ」で、デジタルヘルスリテラシーの重要性について講演する予定です。登壇者は、askenの松尾恵太郎氏とUbieの井上真夢氏。彼らは、JaDHAの活動を紹介し、どのようにデジタル技術を活用することで健康社会を実現するのかを語る予定です。

大阪・関西万博での活動



登壇テーマと内容



登壇テーマは「デジタルヘルスリテラシーが描く今後の未来」。ここでは、日本デジタルヘルス・アライアンスの活動、および今年3月に公表されたビジョンペーパー「デジタルヘルスリテラシーへの配慮を通じた産業振興と社会課題解決の両立」について解説が行われます。このビジョンペーパーは、デジタルヘルスを活用した新たな社会のあり方についての指針を示しています。

ブース展示と出展者プレゼンテーション



さらに、6月25日から27日には、インテックス大阪でのブース展示も行われます。ここでは、JaDHAの組織概要や活動、ビジョンペーパーに基づいた展示がされる予定です。また、6月27日午前には出展者によるプレゼンテーションも行われ、デジタル医療の未来についての具体的内容が発表されます。

プロジェクトの体制と参画企業



本プロジェクトは、デジタル医療を円滑に利用するためのプラットフォーム構築を推進する「WG3」と、アプリの適切な選択と活用を促す「WG4」という2つのワーキンググループにより推進されています。これには、askenやUbieをはじめとする、国内外の様々な企業が参加しています。

あすけんの役割



『あすけん』は、900万人以上のユーザーがいるAIを活用した食事管理アプリで、健康的な生活をサポートしています。このプロジェクトにおいても、askenは自身の知見を活かし、デジタル医療サービスを提供することで健康社会の実現に寄与しています。特に、食事療法を補助するデジタル治療アプリの開発も手がけており、これを通じて生活者の健康意識を高める取り組みを行っています。

日本デジタルヘルス・アライアンスについて



JaDHAは、デジタルヘルスな社会の実現を目指した、業界横断的な研究組織です。これには、ICT企業や医薬品メーカー、ベンチャー企業など多様なメンバーが参加し、真の価値追求に基づいた活動を行っています。

結びに



2025年の大阪・関西万博とJapan Health 2025への参加は、Japanデジタルヘルスアライアンスがより良い未来の健康社会を実現するための大きな一歩です。今後もaskenを通じて、デジタル医療の発展に寄与していくであろうJaDHAの活動に期待が寄せられます。


画像1

画像2

関連リンク

サードペディア百科事典: あすけん デジタル医療 JaDHA

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。