長瀬産業が脱炭素社会へ寄与するためReivalueと提携

長瀬産業とReivalueの資本業務提携

長瀬産業株式会社がReivalue株式会社との資本業務提携契約を締結しました。この提携は、電力小売販売を中心としたエネルギーソリューションの強化を目的としており、脱炭素社会の実現に向けた重要な一歩と言えます。

提携の背景

長瀬産業は、東京都千代田区に本社を構え、さまざまな事業を展開している企業で、今回の提携は「基盤」「注力」「育成」「改善」の中期経営計画「ACE 2.0」に基づくものです。この計画により、商社、製造、研究開発の機能を通じて、新たなビジネスを育成し、エネルギー業界の変革を目指しています。

Reivalueは東京都港区に位置し、エネルギーソリューション事業に特化した企業です。長瀬産業との提携を通じて、両社は顧客のエネルギー関連課題を解決するためのソリューションを提供していく方針です。

具体的な取り組み内容

提携後、Reivalueは長瀬産業の顧客に対し、電力小売販売や環境価値の仲介販売を行っています。これにより、顧客はCO2削減とコスト削減の両方を実現できるようになります。

長瀬産業では、化学系専門商社としての広範なネットワークを活用し、パートナー企業との協力を強化しています。この背景により、エネルギーソリューション事業に必要なノウハウが蓄積され、より高度なサービスの提供が可能となります。

特に、企業の脱炭素化に向けた取り組みが進む中、長瀬産業は顧客ニーズに合ったエネルギーソリューションを提供するための販売戦略を強化します。また、Reivalueも、現在は取次事業者として電力を販売していますが、今後は自身で小売電気事業者として登録を進め、さらなる顧客ニーズに応じた柔軟な提案ができるようになります。

脱炭素社会に向けた取り組み

NAGASEグループは、今回の提携を契機にエネルギーソリューション事業を通じて、持続可能な発展を推進します。また、化学業界全体に向けた新たなイノベーション創出にも寄与し、脱炭素社会の実現に向けた具体的な行動を起こしていくことを宣言しています。

今後も長瀬産業とReivalueは、協力してお客様のエネルギー関連課題を解決するための努力を続けます。脱炭素社会への貢献を果たすための取り組みに、引き続きご期待ください。