ベトナム・バクニン省での大規模タウンシップ開発プロジェクト開始

ベトナム・バクニン省における「Hong Hac City プロジェクト」始動

野村不動産株式会社は、この度ベトナム北部のバクニン省において、現地の大手不動産デベロッパーであるフーミーフン社と共同で「Hong Hac Cityプロジェクト」を開始しました。このプロジェクトは、約10年以上にわたる両社の信頼関係を基にしたもので、ベトナムにおける当社の事業の中で最大となる総事業費約2,850億円を見込んでいます。

プロジェクトの背景

本タウンシップは、ハイテク産業が集まるバクニン省のハノイに隣接しており、ハノイ中心部から約20キロの立地です。国道17号線にも近く、非常にアクセスが良いため、今後の人口流入を見越した魅力的なエリアとなっています。ここでは、約2,850戸の低層住宅、商業施設、公園、学校、病院など多様な施設の誘致・開発が予定されており、住民にとって質の高い生活環境を提供することを目指しています。

タウンシップの具体的な内容

「Hong Hac City」プロジェクトでは、住宅の他に公共施設も考慮されています。具体的には、戸建住宅やセミデタッチド・ヴィラ、タウンハウスなど多様な住宅タイプを計画しており、全体の約20％は緑地として利用される見込みです。また、「Gathering Nest to Enjoy Life With Seasons」という開発コンセプトを掲げ、ベトナムの四季や自然を感じられるデザインが導入される予定です。

さらに、住宅区分は3つのゾーンに分かれ、各ゾーンに異なるスタイルが採用されます。ZONE1ではフレンチクラシックスタイルが取り入れられ、全体としての統一感を保ちながらも、個性豊かな街並みが創出される計画です。