YKK APが50周年
2025-11-10 11:49:18

YKK AP九州製造所が操業50周年記念式典を盛大に開催

YKK AP九州製造所50周年記念式典



YKK AP株式会社は、九州製造所の操業開始から50年を迎え、この特別な日を祝う記念式典を11月7日に開催しました。式典には多くの関係者が参加し、地元自治体の代表者や取引先の関係者も数多く駆けつけ、賑やかな雰囲気の中で行われました。

九州製造所は、1975年にアルミ建材の一貫生産工場として設立されました。以来、地域の建材産業を支え続けてきたYKK APですが、2016年の熊本地震では大きな影響を受けました。しかし、その困難を乗り越え、生産性の向上に努め、今では住宅やビル用のアルミ製品、エクステリア商品など、多様な製品を製造しています。

また、九州製造所内には「エクステリアパーク」や「P-STAGE八代」などの施設が設けられています。これらはエクステリア商品や窓の性能を体験できる場所として、地域の人々に知識や情報を提供する場にもなっています。さらに、技能者の育成を目指す「DO SPACE 九州」も開設され、若い世代への技術継承にも力を入れています。

環境意識の高まりを受け、YKK AP九州製造所では、工場排水の環境負荷を軽減するために、大きな池を設けて水質監視を行っています。この池の水を利用して、絶滅危惧種のニホンメダカを飼育し、地域社会とのつながりを深めるための環境教育活動にも取り組んでいます。このプロジェクトは、地元の子どもたちにとっても貴重な学びの場となっています。

記念式典では、まず安全祈願のための植樹が行われ、続いて代表取締役社長の魚津彰氏と九州製造所長の村上肇氏から、これまでの感謝と今後の地域共存を深めた持続的成長を誓いました。また、翌日には「Smileフェス2025」が開催され、地域の皆さんや社員の家族と共に楽しむイベントが行われました。このイベントでは、中嶋町獅子舞保存会による獅子舞の披露や、くまモンやちくワンと一緒に「次世代の桜」の植樹式が行われ、地域との結びつきを一層強める内容となっています。

今後もYKK AP九州製造所は、環境への配慮や地域との調和を徹底しつつ、持続可能なモノづくりを進めていく計画です。これからの50年も地域に寄り添った事業活動を続けていくことでしょう。

九州製造所の概要


  • - 所在地: 熊本県八代市新港町1-10
  • - 操業開始: 1975年2月
  • - 敷地面積: 342,000㎡
  • - 延床面積: 216,300㎡
  • - 製造所長: 村上肇
  • - 従業員数: 900名(2025年4月1日現在)
  • - 製造品目: アルミ窓、アルミ樹脂複合窓、エクステリア、産業製品

YKK APは、今後も地域と共存し、持続可能な社会の実現に貢献していきます。


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