NYCと東京から生まれた音楽の革新
実験音楽の世界に新たな風を吹き込むアーティスト、Midi Neutronの新EP『whosgonnafeedyou LikeThis』が、2023年5月18日にリリースされます。この作品は、2024年に発表されたデビューアルバム『Ikeru』以来の新作として、多くの音楽ファンから期待される作品です。
公演と新作の背景
このEPは、ニューヨークの人気会場Public Recordsで行われたライブを経て生まれました。そのライブはソールドアウトとなり、多くの観客がMidi Neutronの音楽を体感しました。EPでは、エクスペリメンタル・ビートと感情の深いサウンド体験を追求。彼の音楽は、聴く人々の想像力を刺激し、新たな視点をもたらすことでしょう。
独自のサウンド体験
Midi Neutronは、アンビエントな音楽と実験的なヒップホップを融合し、LAビートシーンからの影響を取り入れた独特のスタイルを持ち続けています。アナログ機材やカスタムセッティングを使用したライブパフォーマンスにも定評があります。この特異な組み合わせにより、生み出される音楽はまさに没入型の体験そのものです。彼自身も、「この作品は、本能と感情から“世界”を作ることをテーマにしています」と語っています。
EPの詳細
新EPには全6トラックが収録されており、それぞれが異なる雰囲気を持っています。アブストラクトで実験的なリズムから、内面的で叙情的な世界観の楽曲まで、さまざまなスタイルを展開。2010年代初頭のLAビートムーブメントにインスパイアされた、ジャンルを超えた自由な音楽的ストーリーテリングがポイントです。
収録トラック一覧
1. Shapes Kinda Nuts
2. Counting Steps
3. Japan (feat. Zonkey)
4. Presence
5. whosgonnafeedyou
6. Like Dis One
先行配信
注目のトラック「Presence」は、すでに先行配信中。EP『whosgonnafeedyou LikeThis』は、主要な音楽配信サービスで5月18日から楽しむことができます。
Midi Neutronの魅力
ニューヨークと東京を拠点に活動するMidi Neutron。彼は常にアンビエンスと実験的な要素を取り入れ、深みのある情緒的な楽曲を作り出しています。アナログ機材による即興パフォーマンスは、多くのファンを魅了し、特にPublic Recordsでの完売公演はその人気の高さを物語っています。
Eryngii Recordsの誕生
また、彼の新作は2023年に設立されたEryngii Recordsからリリースされています。このレーベルは、Robert Ramirez、Riki Suzuki、Tadashi Beddieによって設立され、日本とアメリカの音楽文化の融合を目指しています。ジャンルに縛られない革新的なアーティストたちをサポートし、彼らの音楽を広めることに情熱を注いでいるのです。
まとめ
音楽のビジョンと感情をシェアすることを大切にしているMidi Neutron。新EP『whosgonnafeedyou LikeThis』は、その音楽的探求の旅の一部であり、すべての音楽愛好者にとって見逃せない一作です。SpotifyやSoundcloudで彼の音楽をぜひチェックしてみてください。